【10分で読む 小学生の本】おばけ村のスーパードクターG

『スーパードクターG』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、ナノハです。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住のシングルマザー(2025年に離婚)
・二児の母(2013年生 男・2016年生 男)
・10年以上 月 100冊 以上の読み聞かせ

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10分で読む!低学年~ おばけが好きな人におすすめの 幼年童話を紹介します。

ひょんなことからおばけのお医者さんになってしまった新米のお医者さんのゴーさんのおはなしです。おばけが困っていると、医者の知識とてんぐの村長からもらったアイテムで解決します。

温暖化・熱中症・外来種など、環境問題について教えてくれる作品です。

本をおすすめしたい方

  • おばけが好きな お子さん
  • 不思議な話が好きな お子さん
  • 環境問題に興味を持ってほしい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめ対象年齢(読み聞かせ)年長さん~
(一人読み)1年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
ページ数79ページ
読み聞かせ時間20分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワードおばけ 熱中症 外来種 温暖化 てんぐ カッパ 医者 夏
構成3話( ①スーパードクターG ②まほうのドクターかばん ③みどりのかいじゅう )
出版社の紹介ページhttps://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4900404.html
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★☆

本のあらすじ

ゴーさんは町の病院のお医者さんです。優しいけれど、臆病なお医者さんの1年生です。ある夏の日、着物を着た白髪のおじいさんがマンションにぶつかってひっくり返っていました。おじいさんの鼻はむっくりとさつまいものように赤く腫れあがっています。ゴーさんはおじいさんの手当てをして、「いつまでも痛むようなら、この病院に来てください。」と言って自分の名刺を渡しました。

後日、おじいさんから下駄と手紙が送られてきました。それは「おばけ村の医者になって欲しい」という依頼でした。

おじいさんは本当におばけなのでしょうか? ゴーさんは、おばけたちを救うことができるのでしょうか?

おすすめポイント

人間世界について詳しくないおばけたちが困っているのを、スーパードクターGが助けます。知識を持つことで病気を防ぐことができると教えてくれます。

熱中症にならないためにはどうすればいいか、人間が自分勝手に飼い、無責任に捨ててしまった外来生物が及ぼす影響、温暖化について考えさせられます。

作者紹介

作者: 藤 真知子(ふじ まちこ)さん

東京都出身。東京女子大英米文学科卒。小学生向けの作品に、以下のものがあります。

  • 「わたしのママは魔女」シリーズ
  • 「チビまじょチャミー」シリーズ
  • 「まじょのナニーさん」シリーズ
  • 「ヨゾラ物語」シリーズ

藤 真知子オフィシャルサイトもおすすめです。

絵:川原 瑞丸( かわはら みずまる )さん

1991年 千葉県生まれ。イラストレーター。小学生向けの作品に以下のものがあります。

低学年向け

  • TA-DAH!( 作:木坂 涼 )
  • OH NO!( 作:木坂 涼 )
  • ことばいいかええほん ふわふわとちくちく( 監修:齋藤 孝 )
  • ふわふわとちくちく ことばえらびえほん( 監修:齋藤 孝 )

中学年向け

  • 本おじさんのまちかど図書館

心に残ったことば

お医者さんになったばかりで、おくびょうなゴーさんにとって、おばけ村のしごとはめちゃくちゃ怖くて大変です。でも、やりとげたあとは、とってもすがすがしい気分。

以上、『おばけ村のスーパードクターG』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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