【小学生 高学年向けの本】引きこもり姉ちゃんの アルゴリズム推理

『引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理』紹介 児童書

こんにちは、ナノハです。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住のシングルマザー(2025年に離婚)
→ 専業主婦からシングルマザーになりました
・二児の母(2013年生 男・2016年生 男)
・10年以上 月 100冊 以上の読み聞かせ

高学年~おすすめの児童書を紹介します。

「ナゾノベル」シリーズは、ミステリーやホラーなど、知的にワクワク、ドキドキできるラインアップで、小学校中学年以上のティーンエイジャーに、刺激的な読書体験を提供することを目的に2022年に創刊されました。

『引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理』は既刊の『数は無限の名探偵』から飛び出して1冊になった作品。小学6年生のマモルの身におこった事件を、年齢不詳⁉の引きこもり姉ちゃんが、アルゴリズムを使って解決するおはなしです。

アルゴリズムとは、問題を解決するための手順や計算方法のこと。算数・プログラミングが好きになるきっかけになる本です。

Audibleで作者 井上真偽さんの作品を聴くことができます。

↓ おすすめは、『ぎんなみ商店街の事件簿 Brother』です。4人兄弟がナゾを解決しますよ。

本をおすすめしたい方

  • アルゴリズムに興味がある お子さん
  • ナゾトキが好きな お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢5年生~
ふりがな簡単な漢字にはルビが振られていません。
ページ数264ページ
ジャンル児童書(8ページに1回くらい挿絵あり)
キーワードアルゴリズム 推理 小学6年生 神社 落書き キャンプ
構成3話(①ストリーム・アルゴリズム ②サーチ・アルゴリズム ③ダイクストラ・アルゴリズム)
出版社の紹介ページhttps://publications.asahi.com/product/25095.html
ナゾノベル特集ページhttps://publications.asahi.com/feature/nazonovel/
おすすめ度★★★★★

本のあらすじ

主人公は小学6年生のマモル。もう何年も引き込もっているお姉ちゃんがいます。人嫌いで風呂に滅多に入らないお姉ちゃんですが、姉弟は仲がいい。お姉ちゃんは、マモルの身に起こった事件をアルゴリズムを使って解決します。

第一話「ストリーム・アルゴリズム」

小学6年生の綿引わたひき 真守まもるの住む町の 赤手神社 には昔から伝わる〈赤手の呪いの儀式〉という言い伝えがありました。赤い紙に呪いたい相手の名前を書いて、神社に一晩置いておくと、相手の体に赤いあざが浮かんで、熱が出て死んでしまうと言われています。

ある日、クラスメートが赤手神社で、クラスで人気のねねちゃんの名前が書かれた赤い紙を見つけ、ねねちゃんはショックで学校に来れなくなってしまいます。

綿引 真守と姉の綿引わたひき 古文里こもりは 謎を解いて、ねねちゃんを立ち直らせることができるのでしょうか?

第2話 「サーチ・アルゴリズム」

真守の住む町には 有伍商店街があります。昔はにぎやかでしたが、今はシャッターの閉まった店ばかり。そこのシャッターに「終わりの絵」と呼ばれる赤いペンキで不気味に笑った人の顔を落書きされる時間が頻発しています。「終わりの絵」が描かれた家では、中学受験に失敗したり、息子さんが就職に失敗したり、よくないことばかりが起きています。

真守の友人であるキレイの家でも「終わりの絵」が描かれ、紀礼が古文里に相談に来ました。

真守と姉の古文里こもりは 謎を解いて、落書きの犯人を見つけることができるのでしょうか?

第3話 「ダイクストラ・アルゴリズム」

綿引 真守と姉の古文里と真守の友人のソータは、「阿名葉野キャンプ」に来ていました。そこで偶然真守の友人のアンリに会いました。アンリは家族でキャンプに来て、そこ友人もできたといいます。その友人たちとタヌキと子どもを見つけ、穴に落ちたタヌキを助けて大人に内緒で飼う予定だといいます。

翌朝、タヌキを見に行くと、いなくなっていました。タヌキの穴から一番近くでキャンプをしているアンリちゃんが疑われてしまいます。

真守と姉の古文里こもりは 謎を解いて、穴に一番に到着した人物を特定できるでしょうか?犯人はどうしてタヌキを逃がしたのでしょうか?

おすすめポイント

真守と古文里と一緒に推理することで、アルゴリズムについて触れることができます。私は「ダイクストラ・アルゴリズム」が難しかったです。何度も読んで理解し、日常生活に活かせるようになったらいいですね。

算数・プログラミングに興味をもつきっかけになる本です。

作者:井上 真偽(いのうえ まぎ)さん

作者:井上 真偽(いのうえ まぎ)さん

神奈川県出身。東京大学卒業。2014年『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞し、デビュー。

高学年向け

  • 引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理

絵:くろでこ さん

イラストレーター。小学生向け作品に以下のものがあります。

  • 「スカッとジャパン」シリーズ(作:柴野理奈子・百瀬 しのぶ)
  • 「あおいのヒミツ!」シリーズ(作:吹井 乃菜)
  • 「ベビー・シッターズ・クラブ」シリーズ(作:アン・M・マーティン)
  • 渡会くんの放課後恋愛心理学(作:遠山 彼方)
  •  6年B組サイコー化計画!(作:遠山 彼方)
  • 菊乃、黄泉より参る! よみがえり少女と天下の降魔師(作:翁 まひろ)
  • 流れ星フレンズ(作:くるた つむぎ)

本を読んで、ひとこと

アルゴリズムは日常生活でも役に立つ!

以上、『引きこもり姉ちゃんの アルゴリズム推理』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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