とびばこ バーン【中学年~読む 運動のはなし】

『とびばこバーン』紹介 20分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ)
・月 100冊 以上 読み聞かせを行う(2013年~)

20分で読む!低学年~ 運動会・家族が題材の 児童書を紹介します。

『とびばこ バーン』は、とびばこが飛べなくて、学校へ行くのが憂鬱な小学3年生の少女と、いざというときにあがってしまう教育実習生との交流を描いた作品です。

周りからのプレッシャー、応援されることの恥ずかしさがひしひしと伝わってきます。運動の苦手な私は、共感しっぱなしでした。

努力をすること、応援されることは恥ずかしいことじゃないんだよ、と教えてくれますよ。

本をおすすめしたい方

  • 運動が苦手な お子さん
  • 教育実習生のはなしを読みたい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめ対象年齢(読み聞かせ)1年生~
(一人読み)3年生~
ふりがな簡単な漢字にはルビが振られていません。
ページ数98ページ
読み聞かせ時間20分
ジャンル児童書(約4分の1のページに挿絵あり)
キーワード運動会 大工 親子の絆
出版社の紹介ページhttps://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000167307
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

小学校3年生の野花のかは、とびばこが大の苦手です。今日も体育の授業があるので朝からとてもゆううつです。学校に行く途中、公園でしろつめくさを積んでいると、すごい勢いで走ってくる女の人にぶつかりました。それは、教育実習で野花のクラスに来ている みちる先生でした。

みちる先生は 野花のことを覚えてはいませんでしたが、それから話かけてくれるようになりました。先生も、授業がうまくできないし、字もうまくないし、いざというときには緊張してうまくできないと悩んでいました。

みちる先生の研究授業の日は、とびばこの授業です。たくさんの先生がみちる先生の授業を見にきました。

おすすめポイント

いつも明るい人も、心の中は違っていて、いろんなことを悩みながら進んでいるということを教えてくれます。

とびばこが苦手な女の子と、元気いっぱいだけど、悩みもいっぱいの教育実習の先生の交流に、心温まる作品です。

作者紹介

作:升井 純子(ますいじゅんこ)さん

北海道生まれ。北海道教育大学卒業後、小学校教諭をつとめる。

中学年向け

  • 空をけっとばせ
  • 行ってきまぁす!

絵:おくはら ゆめさん

1977年、兵庫県生まれ。辻学園日本調理師専門学校卒業。絵本作品に『チュンタの あしあと』『ワニばあちゃん』『おてがみさがし』などがあります。小学生向けには以下の作品などがあります。

低学年向け

  • シンデレラのおねえさん
  • とりあえず とりの はなし
  • きつねのしっぽ
  • 「つっきーとカーコ」シリーズ
  • 9月のおはなし お月見テンテン(作:蜂飼 耳)
  • ふねにのっていきたいね(作:長崎 夏海)

中学年向け

  • わたしといろんなねこ
  • ふみきりペンギン
  • ねことわたしのまほうの日(作:かわしま えつこ)
  • おなかがギュルン(作:長崎 夏海)
  • 子ザルのみわちゃんとうり坊(作:深山 さくら)

本を読んで、ひとこと

先生だって悩みがある。

以上、『とびばこ バーン』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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