【15分で読む 児童書】ハッピーファミリー

『ハッピーファミリー』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

今回は、家族との関係がうまくいっていない少年が、不思議な黄色いトラックで疑似家族を体験するおはなし『ハッピーファミリー』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 家族の話を読みたい お子さん
  • 一緒に過ごす時間を大切にしたい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年中~
(一人読み)1年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
文字のサイズ4mm
ページ数48ページ
読み聞かせ時間約15分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード家族 コンテナトラック
出版社の紹介ページhttps://hon.gakken.jp/book/1020151400
おすすめ度★★★★☆
子どもウケ★★★★☆

本のあらすじ

お父さんは会社、お母さんは〇〇会、友だちは習いごとで忙しく、一人で寂しくすごしていたタカシ。

ある日の学校のかえり道、タカシは奇妙な黄色いコンテナ・トラックを見つけました。後ろのコンテナには普通のうちのようなノブのついたドアがあります。すると、ドアから中学生ぐらいのおねえさんがコンテナの中に招き入れてくれました。

そこでは知らない人どうしが楽しく家族を作っていました。タカシは毎日そこに通います。

しばらくたつと、誰も来なくなりました。再び寂しく過ごしていると、本当のお父さんとお母さんがやってきました。

タカシの家族は、家族をやり直すことができるのでしょうか?

おすすめポイント

一人で過ごす少年の「振り向いてほしいけど 振り向いてもらえず、偽の家族に幸せに求めてしまう寂しい心のうち」がえがかれています。

子どもが小学生になると、手元を離れた気分になって自分のことに気持ちが向かいがちですが、成長しても一緒にすごす時間が大切だということを教えてくれます。

家族のために働いていたはずなのに、働くことに必死になりすぎて 家族との時間を大切にできないと、本末転倒ですね。

作者 紹介

作者:魚住 直子(うおずみ なおこ)さん

1966年福岡県福岡市生まれ。広島大学教育学部心理学科卒業。

低学年向け

  • 海そうシャンプー
  • バスとロケット

中学年向け

高学年向け

絵:渡辺 あきお(わたなべ あきお)さん

福島県三春町出身。 1949年生まれ。 アニメーションの仕事を経て、TBSテレビ“日本昔話”の美術背景を描く。 その後、絵本や童話の絵を描く。わが家では、『ゴリラのパンやさん』が人気でした。

本を読んで、ひとこと

一緒にいる時間を大切にしよう!

以上、『ハッピーファミリー』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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