【15分で読む 子どもの本】がんばれ 名犬チロリ

『がんばれ 名犬チロリ』紹介 10分台で読む幼年童話

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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。

セラピードッグを知っていますか?「人への忠誠心と深い愛情で、高齢者を始め、障がいを持つ方や病気の治療を必要とする患者さんの身体と精神の機能回復を補助する犬」のことをいいます。作者のおおき とおるさんは、捨て犬や震災により行き場を失った被災犬達を救助してセラピードッグに育成する活動をされているそうです。

今回は、捨て犬だったチロリが、日本初第一号認定セラピードッグになった、本当にあったおはなし『がんばれ 名犬チロリ』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 犬が好きな お子さん
  • セラピードッグに興味がある お子さん
  • 命の大切さを知ってほしい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの
対象年齢
(読み聞かせ)年長~
(一人読み)1年生さん~
文字の種類ひらがな・カタカナ・漢字。(すべてのカタカナ・漢字にフリガナが振られています。)
文字の大きさ約5㎜
ページ数80ページ
読み聞かせ時間約15分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード捨て犬 セラピードッグ 小学2年生
出版社の紹介ページhttps://www.iwasakishoten.co.jp/book/b192379.html
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

あらすじ

ちかちゃんとゆりちゃんは、同じ団地に住む小学2年生です。学校からの帰り道、段ボールに入っている子犬を見つけました。そこに、白い犬が走ってきました。お母さん犬のようです。

家から持ってきた食パンをあげていると、5年生のけんたくんに会いました。団地では犬を飼うことができないし、見つかったら殺されてしまう。内緒で「オバケごや」で飼うことにしました。

しばらく3人のヒミツにしていましたが、とうとう見つかってしまいました。おじさんが「飼い主を見つけるから、しばらく「オバケごや」で飼わせてほしいとお願いしました。しかし、チロリは保健所に連れていかれてしまいます。

チロリと子犬たちは、どうなってしまうのでしょうか?

おすすめポイント

実際にあったおはなしです。犬を飼いたいという子どもに読んでほしい作品です。ペットを飼うということは、命を預かるということ。亡くなるまで、ペットが幸せに生きれるように、責任がいると教えてくれます。

犬・猫の殺処分は年々減少傾向にありますが、いまだに無くなっていません。責任をもってペットを飼う人が増えるといいですね。

作者紹介

作:おおき とおる

音楽家。国際セラピードッグ協会代表。セラピードッグ育成のパイオニアとして、動物介在療法を行っている。

絵:うるしばら とうじ

イラストレーター。書籍や雑誌で活躍。

おやごさんに読んでほしい本

大木 トオルさんが名犬チロリについて書いた作品です。

人を幸福に導いてくれる、不思議な迷い犬のおはなしです。セラピードッグについても触れられています。もうすぐ4巻が上梓されます。

本を読んで、ひとこと

ペットを飼うときは、ペットの人生に最後まで責任をもつ覚悟が必要!

心に残ったことば

なんでも賛成する人と反対するひとがいる。自分の思い通りになることは少い。

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