【15分で読む 子どもの本】妖精のぼうし、おゆずりします。

『妖精のぼうし、おゆずりします。』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。

結婚式は、一生に一度で 主人公になれる数少ない機会ですよね。私は、人前に立つのが苦手なので、家族だけの小さな式にしましたが、いい思い出になりました。結婚写真を選ばせてもらえず、気に入らなかったので、写真はもう捨ててしまいましたが、心に残っています。

今回は、ドールハウスを作るおばさんが作った帽子を 妖精たちにプレゼントして、妖精の結婚準備に立ち会うことになったミユのおはなし『妖精のぼうし、おゆずりします。』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • ドールハウス・人形が好きな お子さん
  • 小さな幸せを感じて欲しい おやごさん
  • 他の人に寄り添う心を持ってほしい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの
対象年齢
(読み聞かせ)年長さん~
(一人読み)2年生~
文字の種類ひらがな・カタカナ・漢字(すべての漢字にルビが振られています。)
文字の大きさ約5㎜
ページ数80ページ
読み聞かせ時間約15分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワードドールハウス 妖精 結婚式 
出版社の紹介ページhttps://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-78128-0
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

あらすじ

ミユのおばさんは、「ドールハウス」という お人形の家 や 小さな家具 を作る仕事をしています。ドールハウスは、本当の家よりずっとロマンチックです。

おばさんは今、帽子屋さんを作っています。帽子は充分いっぱいなのに、おばさんは帽子を作り続けています。ウィンドーのトルソーに飾る帽子だけがまだ仕上がっていないのです。

そこで、ミユは余った帽子を飾り付けて、妖精たちにプレゼントすることにしました。

妖精たちは、喜んでくれるでしょうか?
おばさんは、納得のいく帽子屋さんにを作り上げることができるのでしょうか?

自分だけではなく 他の人の幸せを願う、素敵なおはなしです。

作者:あんびる やすこさん

群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。小学生向けの作品に、以下のようなものがあります。

低学年向け 作品

  • 「ルルとララのおかしやさん」シリーズ

中学年向け 作品

  • 「魔法の庭ものがたり」シリーズ
  • 「なんでも魔女商会」シリーズ
  • 「ムーンヒルズ魔法宝石店」シリーズ

シリーズ一覧

フェアリーストーリー」シリーズは、2冊刊行されています。

  • 妖精の家具、おつくりします。
  • 妖精のぼうし、おゆずりします。

ドールハウスが題材の本

心に残ったことば

幸せな思い出は、ずっと心の中に残るから、それで充分。自分だけのものにするよりも、幸せな気持ちと一緒に譲ったほうがずっといい。

以上、『妖精のぼうし、おゆずりします。』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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