『はやとちりから はじまった』レビュー【15分で読む秋の児童書】

『はやとちりから はじまった』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハです。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住のシングルマザー(2025年離婚)
・二児の母(2013年生 男・2016年生 男)
・10年以上 月 100冊 以上の読み聞かせ
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いもほりの季節ですね。味覚狩りを体験させてあげたいと思いますが、車がないのが悩みどころです。

今回は、小学1年生と地元のおじさんとの交流が描かれたほほえましい作品『はやとちりから はじまった』を紹介します。

いろんな仕事があって、この世はいろんな人に支えられている、と教えてくれます。「やきいも」のはなしで 秋を感じることができますよ。


Audible を親子で楽しもう!

テンポよくなぞなぞが出題されます。
遊園地編・駄菓子屋編・森探検編・不思議な公園編 が収録されていますよ。

本をおすすめしたい方

  • 園芸の仕事に興味がある お子さん
  • 想像力をふくらませて欲しい おやごさん
  • 個性を大切にしてほしい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長~
(一人読み)1年生~
ふりがな漢数字以外の漢字にルビが振られています。
文字のサイズ約5mm
ページ数80ページ
読み聞かせ時間約15分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード小学1年生 やきいも パンジー 秋 ダンス 園芸
出版社の紹介ページ(ためしよみできます!)https://www.shinko-keirin.co.jp/bunken/book/9784580824690/
おすすめ度★★★★☆
子どもウケ★★★★☆

あらすじ

下校時刻になりました。のんびり屋のマコトは、元気いっぱいのコウに「森のそばにある畑で、やきいもをするらしいから、一緒に行こう」と誘われました。森は危ないから行ってはダメでと言われているので、マコトは悩んでしまいます。

そこへ、正義感の強いチコがやってきました。「本当にやってるの?」と聞かれて自信がなくなったコウ。3人は、家族に確認し、いつもの公園で待ち合わせることにしました。

公園で、やきいもの真相を話し合っていると、「おーっと」と叫び声が聞こえ、近くの花壇で作業していたおじさんがしりもちをつきました。そのおじさんは、実は…

個性の違う3人と、園芸ボランティアをしているおじさんの交流が描かれている、ほほえましい作品です。

本のおすすめポイント

小学生と地元のおじさんとの交流が描かれています。いろんな仕事があって、この世はいろんな人に支えられている、と教えてくれます。

小学1年生の無邪気な姿が描かれていて、みんな違うけど、思いやる心と楽しむ心があればいいんだよ、と教えてくれます。

作者紹介

作者:藤田 千津(ふじた ちづ)さん

1944年、東京都生まれ。小学生向け作品に、以下のものがあります。

低学年 向け

  • 家出しちゃった

中学年 向け

  • チャンスの神さま
  • ナナフシさん

絵:夏目 尚吾(なつめしょうご)さん

1949年、愛知県に生まれ。現代童画会新人賞受賞。絵本作品に、『ライオンさんのカレー』『ねこさんスパゲッティ』(ひさかたチャイルド)、『コロにとどけみんなのこえ』があります。小学生向け作品に、以下のものがあります。

わがやでは「キツネのかぎや」シリーズが人気でした!

低学年 向け

  • 「キツネのかぎや」シリーズ(作:三田村 信行)
  • ひみつのゆびきりげんまん(作:高橋 秀雄)
  • 家出しちゃった(作:藤田 千津)

本を読んで、ひとこと

みんな違って、みんないい!

以上、『はやとちりから はじまった』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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