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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ（@nanoha630）です。
この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。
お兄ちゃん・お姉ちゃんになることは、親にとっても子どもにとっても一大イベントですよね。うちは、「弟なんて欲しくない」という方で、お風呂で「弟、ポイポイ」と言われてショックでした。今は仲良くなって、兄弟を生んでよかった！と思える毎日です。
今回は、新しく双子の家族を迎えるカラスのカーコと、少し寂しさを覚える友だちのネコのつっきーのおはなし『つっきーとカーコのかぞく』を紹介します。
本をおすすめしたい方
- 友だちの話を読みたい お子さん
- 新しく家族をむかえる お子さん
- 優しい話を読みたい お子さん
- リズムがいい本を探している おやごさん
本の難易度
| 当サイトおすすめの対象年齢 | （読み聞かせ）年長さんくらい～ （一人読み）1年生くらい～ |
| 文字 | ひらがな・カタカナ・漢字。（すべての漢字にルビが振られています。） |
| ページ数 | 64ページ |
| 読み聞かせ時間 | 約20分（ゆっくり音読した時間です。人により前後します） |
| ジャンル | 幼年童話（すべてのページに挿絵あり） |
| キーワード | ネコ カラス 新しい家族 まつり 家出 |
| 構成 | 4話①つっきーとカーコ、おまつりに行く ②つっきー、手紙を書く ③カーコの家出 ④つっきーとカーコのかぞく |
| 出版社の紹介ページ | https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b645408.html |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 子どもウケ | ★★★★★ |
あらすじ
ネコのつっきーとカラスのカーコはおさななじみです。けんかしたことも、仲直りしたことも星のかずほどあります。
1話目。つっきーとカーコは、二人でお祭りに行きます。おこづかいは500円。二人は、何をするでしょうか？
2話目。つっきーのお父さんは旅に出ていて、家にいません。つっきーはお父さんに手紙を書くことにしました。何を書くのでしょうか？
3話目。カーコが家出をしてきました。お父さんもお母さんも、双子のたまごに夢中で、自分をかまってくれないといいます。つっきーの家の子になるといいます。どうなってしまうのでしょうか？
4話目。カーコの双子の赤ちゃんが生まれました。みんなで赤ちゃんが生まれたことをお祝いします。何人お祝いにくるのでしょうか？
おすすめポイント
カーコとつっきーのやりとりが、優しくて心温まります。
今回は、新しい家族の誕生がテーマです。嬉しいけど、両親をとられたようで寂しく感じる お姉ちゃんの心の変化、新しく家族をむかえる友だちが羨ましい男の子の心の変化がユーモアに描かれています。
カーコとつっきーのお決まりの挨拶を見て、次男のダイちゃんが楽しそうにしてました。
おまつりが100円均一なのがビックリです。昨年400円に値上がりしていてビックリしたので、今年からおまつりに行くのをやめたので、うらやましそうに見ていました。
作者紹介
作者は、おくはら ゆめさんです。1977年、兵庫県生まれ。辻学園日本調理師専門学校卒業。
絵本作品に『チュンタの あしあと』『ワニばあちゃん』『おてがみさがし』、低学年向け作品に『シンデレラのおねえさん』『とりあえず とりの はなし』『きつねのしっぽ』、中学年向け作品に『わたしといろんなねこ』などがあります。
シリーズ一覧
「つっきーとカーコ」シリーズは3冊刊行されています。（2024年7月現在）
- つっきーとカーコのけんか
- つっきーとカーコのたからもの
- つっきーとカーコのかぞく
新しい家族をむかえる話
ステップファミリーの姉妹に、新たに弟が生まれるおはなしです。楽しみにしていた反面、ママをとられて寂しい妹の気持ちと、妹に寄り添う姉の気持ちが描かれています。
本を読んでひとこと
お姉ちゃん・お兄ちゃんもまだまだ子ども。優先して甘えさせてあげたい！
以上、『つっきーとカーコのかぞく』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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