【40分で読む幼年童話】わんわん探偵団 おりこう

『わんわん探偵団 おりこう』紹介 40分以上で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上、累計100冊以上読破。

今回は犬の訓練士のスピッツかわいが 犬の力を借りて事件を解決するおはなしの第3弾『わんわん探偵団 おりこう』を紹介します。ページ数が多いですが、挿絵が多く2話構成なので、読みやすいです。

本をおすすめしたい方

  • 推理小説が好きな お子さん
  • おもしろい話が好きな お子さん
  • 間違い探しが好きな お子さん
  • 犬が好きな お子さん
  • リズムのいい話を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)1年生さんくらい~
(一人読み)3年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字すべて出てきます。すべての漢字にルビが振られています。
ページ数142ページ
読み聞かせ時間約40分(推理時間をのぞきます。ゆっくり音読した時間です。人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
構成3話(①猛犬注意事件 ②ミイラやしきのなぞ  それぞれ「事件編」と「解答編」に分かれています。)
キーワード探偵 犬 ①空き巣 ブルドッグ 警察 ②エジプト ミイラ 地下室
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

犬が大好きで、犬の訓練士をしている スピッツかわい が、犬の嗅覚を借りて事件を解決します。犬の知識もつきますよ。

1話目。黒星警部は防犯パトロールをしているときに、空き巣が家からものを取って出てくるのを見つけました。しかし、路地で見失ってしまいました。

路地にある3軒は、どの家も大型犬をかっています。犬をけしかけられるのを恐れた黒星警部は、スピッツ河合に「強そうな犬を連れてきて欲しい」と依頼します。スピッツは強面のブルドッグのハクションを連れていきました。

黒星警部とスピッツは、無事に犯人を見つけることができるのでしょうか?

2話目。小学生のひろしがスピッツに依頼に来ました。「一緒に暮らしているパパ(谷教授)が偽物かもしれないから、調べてほしい」

数日前、家の庭の物置が家事になり、谷教授は大やけどを負いました。包帯でぐるぐる巻きにされ、歩くことも話すこともできません。ちょうど泊まりに来ていたゴリラーノさんと奥さんのクララさんがお世話をしています。

地下室で物音がしたため、パパの部屋に行くと、歩けないはずのパパがいなくなっていました。しかし、朝起きるとパパはベッドで寝ていて、「よく眠れた?」と尋ねるとうなずきました。

包帯男は、ほんとうにパパなのでしょうか?

おすすめポイント

一番のポイントは、「事件編」と「解答編」に分かれているので、一緒に事件の推理をして楽しめることです。

挿絵に隠されているヒントが見つけられるとうれしいです。犬がたくさん出てくるので、犬好きにはたまりません。

この本では、ブルドッグ、チワワが活躍しています。姉が歴代チワワを飼っているので、親近感を覚えました。先日も会いに行きました♡

作者紹介

作者は、杉山 亮(すぎやま あきら)さんです。1954年東京生まれで、保父・手づくりおもちゃ屋を主宰。代表作品に、『トレジャーハンター山串団五郎シリーズ』、『ミルキー杉山のあなたも名探偵シリーズ』があります。

絵は、廣川 沙映子(ひろかわ さえこ)さんです。1953年北海道小樽市生まれ。武蔵野美術大学商業デザイン科卒業。創作絵本に「ぽかぽかえほん」シリーズ、「ぷくちゃんえほん」シリーズ、「やさいむらのなかまたち」シリーズ、『あいうえおのきもち』など、絵本に『ともだちになろうよ』『声の森』など多数があります。

シリーズ一覧

  • わんわん探偵団 1
  • わんわん探偵団 2 おかわり
  • わんわん探偵団 3 おりこう
  • にゃんにゃん探偵団 1
  • にゃんにゃん探偵団 2 おひるね

『わんわん探偵団 3 おりこう』には、にゃんにゃん探偵団のはなえさんがたくさん登場しますよ。

以上、『わんわん探偵団 おりこう』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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