【30分で読む 悩みに寄り添ってくれる本】ロケットじどうはんばいき

『ロケットじどうはんばいき』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。

運動神経が悪いと、運動会はドキドキ・ソワソワしますよね。長男のサクちゃんは、走るのは遅いけど、日頃の成果を見てもらうのを楽しみにしています。前向きな姿に尊敬します。

今回は、足が遅いのに、運動会のリレーでアンカーを任されてしまって途方にくれている小学4年生のおはなし『ロケットじどうはんばいき』を紹介します。

「願いがかなう自動はんばいき」シリーズと設定が一緒だ、と思ったら同じ作者さんでした。なんか、ほっとしました。

本をおすすめしたい方

  • 運動会の話を読みたい お子さん
  • 不思議な話が好きな お子さん
  • 友だちの話が読みたい お子さん
  • 何かに悩んでいる お子さん
  • リズムのいい話を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)1年生さんくらい~
(一人読み)3年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外の漢字にルビが振られています。)
ページ数80ページ
ジャンル児童書
キーワード4年生 学校 運動会 リレー 犬 自動販売機
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

アユムは小学4年生の男の子です。太っていて足が遅いので、運動会が憂鬱でたまりません。今年はクラス全員リレーをすることになり、足の遅いアユムはアンカーにされてしまいました。そんなとき、不思議なロケット自動販売機に出会いました。半信半疑ながらも、500円で快足スプレーを購入しました。

アユムはリレーのアンカーを無事つとめることができるのでしょうか?

いろんな競技をして楽しそうな姿が描かれています。コロナ禍で、午前中のみの運動会が続いているので、羨ましい限りです。

アユムの夢や、犬のトンコにクスクス笑えて癒されるおはなしです。

作者紹介

作者は、山口 タオ(やまぐち たお)さんです。兵庫県生まれ。東京都在住。東京大学工学部都市工学科卒業。作品に、「のらねこソクラテス」シリーズ、『黒のショートショート』『白のショートショート』などがあります。

絵は、田丸芳枝さんです。東京都生まれ。イラストレーター。読売漫画大賞優秀賞、黒潮漫画大賞を受賞。挿絵作品に、「のらねこソクラテス」シリーズがあります。

次に読んでほしい本

しゅくだいかけっこ』は、一生懸命かけっこの練習をして、運動会に自信をもって挑む姿が描かれています。「どんな姿でも、自分は素敵だ」と思う気持ちも大事ですが、苦手を克服する姿はもっと素敵ですね。

本を読んで、ひとこと

運動会は楽しんだもの勝ち!

以上、『ロケットじどうはんばいき』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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