【15分で読む 運動会の本】しゅくだいかけっこ

『しゅくだいかけっこ』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。

運動会は好きですか?私は嫌いでした。走るのが遅かったし、人前に立つのも苦手だからです。二人の子どももかけっこは苦手です。

今回は、50m走のタイムがクラスで一番遅くて落ち込む 小学3年生のゆうまが、かけっこの特訓をするおはなし『しゅくだいかけっこ』を紹介します。

私は小6のとき、クラスで2番目に遅くて本当に恥ずかしかったので、主人公の気持ちが痛いほど分かりました。私はやみくもに特訓して全然タイムが縮まなかったですが、ゆうまくんはどうでしょうか?

本をおすすめしたい方

  • 運動が苦手な お子さん
  • 友だちの話を読みたい お子さん
  • 苦手を克服して欲しい おやごさん
  • リズムがいい本を探している おやごさん
  • 優しい物語を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長さんくらい~
(一人読み)1年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(すべての漢字にルビが振られています。)
ページ数79ページ
読み聞かせ時間約15分(ゆっくり音読した時間です。人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード運動会 かけっこ 友だち サッカー おじいさん
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

あらすじ

主人公は小学3年生のゆうまくん。かけっこが苦手です。クラスで50メートル走のタイムを計りましたが、一番遅くて落ち込んでいます。1年生のときは熱で運動会を休み、2年生のときは緊張で吐いてしまい徒競走には出なかったことを思い出しました。

今年も出たくないな、と思いながら 愛犬クロと散歩にでかけると、公園で いつも顔を真っ赤にして怒る「てんぐじいさん」が倒れていました。緊張しましたが、助け起こしてあげます。話してみると、普通のやさしくて、実は昔陸上選手だったといいます。

ゆうまくんは、おじいちゃんに毎日かけっこの特訓をしてもらいことになります。果たして、ゆうまくんは運動会で走りきることができるのでしょうか?

おすすめポイント

「しゅくだい」シリーズでは、苦手を克服するヒントをくれます。うちの子どもたちも、かけっこが苦手なので参考になりました。今はYouTube動画を見て特訓できる便利な世の中になりましたが、自分の弱点は見つけるのが難しいので、特訓してくれる人が見つかったゆうまくんは、とてもラッキーですね。

苦手なこと、自信のないこととの向き合い方を教えてくれる本です。

作者紹介

作者は、福田 岩緒(ふくだ いわお)さんです。1950年岡山生まれのかに座。作品に、、『おならばんざい』、『ぼくだけのおにいちゃん』、『いただきまーす!』などがあります。

挿絵作品に、「セブンの行事絵本」シリーズ、『ええことするのは、ええもんや!』『ぼくのにいちゃんすごいやろ!』などがあります。

シリーズ一覧

『しゅくだい』シリーズは8冊刊行されています。

  • しゅくだいさかあがり
  • しゅくだい大なわとび
  • しゅくだいとびばこ
  • しゅくだいクロール
  • しゅくだいかけっこ
  • しゅくだいなかなおり
  • しゅくだいがっしょう
  • しゅくだいドッジボール

かけっこを題材にした本

本を読んで、ひとこと

人にアドバイスをもらって努力することで、苦手は克服できる!

以上、『しゅくだいかけっこ』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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