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こんにちは、ナノハです。大阪で小学生男子2人の子育て中です。
私は現在専業主婦なので時間に余裕が持てるようになったのですが、それでもやりたいことがたくさんあり、時間がいくらあっても足りません。
そんな中、効率的に本を読みたいと思い『知識を操る超読書術』を手に取りました。
著者のDaiGoさんは、読書を効率的に行うためには読書のサイクルを身につけることが重要だとおっしゃっています。
アクション1:本を読む準備をする
アクション2:本の読み方を知る
アクション3:本から得た知識をアウトプットする
読み準備を整え、正しい読み方を身につけ実践し、読後の生活に本を役立てる。このサイクルは、実用書、専門書、ビジネス書などあらゆるジャンルの本に使うことができます。
しかも、このサイクルは四則計算や九九が一度できるようになると忘れないのと同じく、一度身につければ一生使えます。
一生使えるサイクルとあれば、是非身につけたいものですね。
本書を読み「読書のための準備」が大切なのに、なんとなく読み始めていることが知識が定着しない要因なのだと痛感しました。
今回は第2章の「読書の質を高める3つの準備」に焦点を当てて紹介します。
本の内容
第1章:「速読」「多読」「選書」ではなく、選ぶ能力を身につけ「読む本」「読む箇所」をスキミングする方法
第2章:最後までモチベーションを保つための「読書のための準備」
第3章:知識を自分のものにするための「読書の方法」
第4章:得た知識を使いこなす「説明力の磨き方」
第2章「読書のための準備」
メンタルマップを作る
メンタルマップ…自分の人生の目標や行動を箇条書きにして視覚化したもの
人間は行動を起こすとき、何らかのやるべき理由と自分へのメリットを感じています。ところが日常生活を送る間に、「なぜ、自分がその行動を始めたか」を見失ってしまう傾向があります。
そんなときに活躍するのがメンタルマップ。興味を持続させ、途切れた集中力を復活させる手助けをしてくれるそうです。
- なぜ、この本を読もうと思ったのか?
- この本から何を得たいのか?
- 読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか?
より確実に効果を発揮するメンタルマップを作るためには、本の「目次」をチェックし、興味を引く「章タイトル」や「見出し」を参考にして作成するといいそうです。
メンタルマップが道しるべになり、読むモチベーションを高めてくれるのですね。
キュリオシティ・ギャップを使って記憶に残す
キュリオシティ・ギャップ…「自分があらかじめ持っている知識」と「本の中に書かれた自分が知らない知識」の差を意識することが好奇心を刺激し、内容を記憶に残りやすくすること
ノートを用意して、これから読もうとしている本のジャンル、テーマを確認します。ノートの見開き左ページに自分がすでにしっている知識を書き出していきましょう。
続いて、本の目次をスキミングしながら、右ページに興味、関心が刺激された見出しを書き出していきます。
自分の知識の延長戦上にある新たな情報は、好奇心を刺激します。その状態で本を読み始めることで、理解度と記憶力が高まり、内容が頭に残るのです。
キュリオシティ・ギャップを意識して読み進めることで、スキミングの技術を高めて、読書スピードが上がり、効率的に知識を吸収できるようになるそうです。
読書の理解力を高める「セルフテスト」
事前に挫折ポイントと対策を知ることで、壁にぶつかったときの立ち直りが早くなるそうです。
チェックするのは以下の10項目です。
- 十分な時間とモチベーションが足りない
- 集中力の維持ができない
- 読むスピードがなかなか速くならない
- ボキャブラリー不足
- 本のどの部分に集中すべきか選べない
- 新しい理論、細かい情報を理解できない
- メインのポイントと議論のポイントがつかめない
- エビデンスの価値が測れない
- 本の内容を理解するための背景知識や経験がない
- 馴染みのない分野である
自分の弱点を知り、対策を講じることでモチベーションを保って本を読み切ることができるのですね。
各項目ごとに解決策が紹介されています。
- メンタルマップを活用してモチベーションを持続させること
- 入門書を読み背景となる知識を身につけること
- スキミング力を身につけ「最初から最後まで読まなければいけない」という思い込みを捨てること
が特に重要だと感じました。
以上、『知識を操る超読書術』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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