【20分で読める 9月のおはなし】お月見テンテン

『お月見テンテン』紹介 20分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。

今回は、近所のおばさんに招待されて、友だちと一緒にお月見にお団子を食べに行った女の子が、おばさんの秘密を知ってしまうおはなし『お月見テンテン』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 十五夜の話を読みたい お子さん
  • 不思議な話が好きな お子さん
  • 想像力を広げて欲しい おやごさん
  • 季節の行事に興味を持ってほしい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめ対象年齢(読み聞かせ)年長さんくらい~
(一人読み)1年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外にルビが振られています。)
文字の大きさ約4㎜
ページ数79ページ
読み聞かせ時間20分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり・カラーページは6ページほど)
キーワード十五夜 宇宙人 友だち
出版社の紹介ページhttps://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000188178
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

小学生のさやは、お母さんの友だちのねね子さんの家に遊びに行きました。ねね子さんの家の庭は広くて、楽しい野原になっています。さやはねね子さんに、明後日はのお月見に団子を食べにおいで、と招待されました。さやは、友だちと一緒に行くことにしました。

お月見に行くと、ねね子さんに秘密を打ち明けられました。なんと、ポコポコ星人のテンテンでした。

さやたちは、テンテンと一緒にお月見を楽しむことができるでしょうか?

おすすめポイント

季節にぴったりの童話『おはなし12か月』シリーズの9月のおはなしです。宇宙人が突然出てきて、意外性におもわず笑顔になる作品です。

巻末に、9月のまめちしきとして「月」「彼岸」について紹介されています。日本では、月にウサギが住んでいると言われますが、外国では違っているそうです。(参考:月の模様は何に見える?国によって違うイマジネーション

餅をつくうさぎ日本・韓国
薬草を挽くうさぎ中国
ろば南アメリカ
ワニ南アメリカ・北アメリカインディアン・インド
ほえるライオンアラビア

私が感想文を書くなら

  • 今まで、お月見はキレイな満月を見てお団子を食べるだけでしたが、これからは 食べものが食べられることへの「ありがとう」の気持ちと、これからもおいしい食べ物が食べられますように、という「願い」を込めようと思います。
  • 宇宙人が出てきてビックリしました。こんなにかわいい宇宙人なら、私も会ってみたいです。

作者紹介

蜂飼 耳(はちかい みみ)さん

1974年、神奈川県生まれ。 詩を中心に、小説、エッセイ、児童文学など、さまざまなジャンルで活躍。2000年、詩集『いまにもうるおっていく陣地』で第5回中原中也賞、2006年、詩集『食うものは食われる夜』で第56回芸術選奨新人賞受賞。主な著書に、詩集『隠す葉』、エッセイ『孔雀の羽の目がみてる』、『空を引き寄せる石』、『秘密のおこない』、小説『紅水晶』、『転身』、絵本作品に『ひとりぐらしののぞみさん』(絵・大野八生)、「イソップえほん」全5巻があります。小学生向けの作品に、以下のようなものがあります。

中学年向け

  • のろのろひつじとせかせかひつじ
  • クリーニングのももやまです

絵:おくはら ゆめさん

1977年、兵庫県生まれ。辻学園日本調理師専門学校卒業。絵本作品に『チュンタの あしあと』『ワニばあちゃん』『おてがみさがし』などがあります。小学生向けには以下の作品などがあります。

低学年向け

  • シンデレラのおねえさん
  • とりあえず とりの はなし
  • きつねのしっぽ

中学年向け

  • わたしといろんなねこ

お月見を題材にした本

低学年向け

シリーズ一覧

『おはなし12か月』シリーズは、12冊刊行されています。(2024年6月現在)

以上、『お月見テンテン』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました