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こんにちは、ナノハです。
怒りたくないのに怒ってまう!
そんな方におすすめの本を紹介します。
ページ数が88ページと少ないので、活字が苦手な人でも簡単に読めます。
主に即効性のある怒りのコントロールの仕方が学べます。
この本で学べること、私が子育てで実践しようと思うポイントを紹介します。
怒りをコントロールする考え方
「〇〇すべき」との考えをやめる
- 「〇〇すべき」
- 「〇〇して当然だ」
と考えるのはやめて、
- 「〇〇してくれると嬉しい」
- 「〇〇するとベスト」
という言葉に置き換える。
子どもに何度注意しても、理解できていないことも多いですよね。
「子どもは理解できないもの。10回言って1回伝わればラッキー」と考えて言葉をかけるようにしています。
「何度も注意したのだから、〇〇できて当然だ」と考えるのではなく、「〇〇してくれると嬉しい」と声かけすると、お互いに嫌な気持ちにならずにすみます。
とはいっても、何度も声をかけても聞いてくれない場合は、大きい声になりがちです…
「リクエスト上手」になる
子どもに対して、無意識に「命令」をしてしまうことが多いです。
朝は特にタイムリミットがあるのでたくさん命令をしてしまいがちです。
私は、以下のように言葉を置き換えるようにしています。
「起きなさい」→「6時半だよ」
「布団たたみなさい」→「布団たたもう」
「パジャマ持っていきなさい」→「パジャマ脱ぎっぱなしだよ」
「早く行きなさい」→「7時50分だよ」
- 現在の時間を伝える
- 現在の状態をそのまま伝える
- 一緒にしよう、と伝える
この3つを心がけることで、お互いにイライラすることが減りました。
NGフレーズを使わない
「なぜ」「どうして」で相手を問いつめない
何かに失敗して、子どもが反省しているときは、「なぜできなかった」と言っても追い詰めるだけですよね。
本書では、以下のように書かれています。
相手が話しやすい雰囲気をつくってあげるには、感情的に怒鳴るのではなく、あくまで冷静に「ここは失敗だったね。じゃあ、どうしたらいいかな?」とやさしく問いかけていくことです。
「失敗を成功の母」と考えて改善策を考える方が前向きですね。
「ちゃんと」「しっかり」を使わない
子どもに対して、一番よくいってしまう言葉かもしれません。
「ちゃんとして」と言っても子どもには意図が通じず、問題行動は解決されません。自分のイライラを増やすだけです。
具体的に「何ができていないのか」「どう改善して欲しいのか」を伝えることが重要ですね。
私は、小学校から帰宅した息子に対して、「脱いだ服は洗濯カゴに入れてね」「教科書・ノートは出したらもとに戻してね」「手紙あった?」など、具体的に質問・お願いするようにしています。
衝動的な怒りへの対処法
怒りを感じてから6秒経つと、人間は怒りのピークを越えることができるため、怒りを紛らわせる方法を身につけることで、冷静になることができるそうです。
- ゆっくり6まで数える
- 深呼吸する
- 100から3ずつ引き算をする
- その場から離れる
- 周りにあるものを観察する
子どもに注意する場面は、時間を争う場面が多いので難しいときもありますが、深呼吸して心を落ち着けることで、冷静に対処できるようにしたいですね。
私は怒り過ぎてしまったときは、怒り過ぎたことを謝り、怒りたいわけではなく、改善して欲しいからだとあとから伝えるようにしています。
ついイライラしてしまう子どもへの対応
子どもは「やったらダメなこと」と「やってもいいこと」の区別がつきません。(中略)子供に理解してもらうには、理由とセットにして、ストレートに伝えることがポイントです。(中略)
また、一度言われてもすぐに理解できるわけではなく、何度も繰り返し伝えてようやく理解できるようになります。期間の目安は、1~2年と考えておきましょう
子どもは本当に言うことを聞きません。というよりも聞こえて言いません。
たとえば、学校に持っていかなければならないものを「〇〇持った?」と何回も言ったのに、帰ってきて「ママが言ってくれなかったから、〇〇忘れて怒られた」ということが何度もあります。
連絡帳・手紙を確認して、声かけをするところまでがママの仕事、持っていくかは本人の責任だと伝えています。
子供を自立させるため「なんでもしてあげる親」ではなく「できるまで待ってあげる親」を目指したいですね。
以上、『アンガーマネジメント入門 怒りをゼロにする心のコントロール術』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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