【20分で読む 名作】グリムの本だな こわいものなしの六人

『グリムの本だな こわいものなしの六人』紹介 20分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上、累計100冊以上読破。

名作は敷居が高く、子どもはなかなか読んでくれないですよね。長編だとなおさらです。

今回は、かわいいイラストで読みやすくリライトされた『グリムの本だな こわいものなしの六人』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • おもしろい話が好きな お子さん
  • わかりやすい古典作品を子どもに読ませたい おやごさん
  • 個性を大切にして欲しい おやごさん
  • リズムがいい本を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年中さんくらい~
(一人読み)1年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(すべてルビが振られています。)
ページ数79ページ
読み聞かせ時間約20分(ゆっくり音読した時間です。人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード名作 おもしろい話 王さま 兵隊 お姫様
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

ある国にケチな王さまがいました。いくさが終わると、勇敢に闘った兵隊を、銅貨3枚でクビにします。怒った兵隊は、ケチな王様から国中のお宝をいただいてやることを決意し、仲間を集めます。兵隊は王さまから宝をうばいとることができるのでしょうか?

王様のケチっぷりがすさまじく、おもわず兵隊を応援したくなります。人並外れた特技の持ち主たちの紹介シーンが笑えます。

主な登場人物

  • ゆうかんな男(へいたい)
  • 大男
  • すごく目がいい りょうし
  • はないき男
  • 早足
  • ぼうし男(寒さをあやつる男)
  • ケチな王さま
  • おひめさま

作者紹介

作者は、竹下 文子(たけした ふみこ)さんです。1957年、福岡県に生まれ。東京学芸大学卒業。『せんろはつづく』シリーズ、『ピンポンバス』シリーズなど、人気作品がたくさんあります。のりものや、猫が出てくる本がたくさん出版されています。

絵は、こば ようこさんです。1972年、東京生まれ。多摩美術大学絵画科卒。挿絵に『タイムカプセル』『トイレたんけんたい』『おひるねけん』『スプーン王子のぼうけん』『さやかちゃん』などがあります。おだ しんいちろうさんとタッグを組んで素敵な作品をたくさん手掛けられていますね。

シリーズ一覧

『グリムのほんだな』シリーズは現在3冊刊行されています。(2024年6月現在)

  • ねこのおひめさま
  • こわいものなしの六人
  • 金のゆびわのスープ

最新刊は2023年02月20日に出版されています。シリーズの続刊に期待ですね。

グリム童話に興味が出たら

藤城清治さんの影絵で、グリム童話が楽しめるなんで、贅沢ですね。絵本ですが、文章がぎっしりなので、対象は小学生でしょうか。

人気作家さんによってリライトされたグリム童話が、36話も収録されています。

以上、『グリムの本だな こわいものなしの六人』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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