【40分で読む 野外学習の話】消えた 校長先生

『消えた 校長先生』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。

先日、息子が林間学校に行きました。不器用なので不安な面もありましたが、楽しんできたようです。助けてくれる友だちに感謝です。

今回は、ある不安を抱いた少年が、勇気を出して野外学習に参加するおはなし『消えた 校長先生』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 野外学習について読みたい お子さん
  • 友だちの話が読みたい お子さん
  • 不安を解決するヒントが欲しい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)2年生さんくらい~
(一人読み)4年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外の漢字にはルビが振ってあります。)
ページ数128ページ
読み聞かせ時間約40分
ジャンル児童書(約3分の1のページに挿絵があります。)
キーワード小学4年生 学校 野外学習 暗所恐怖症 聴覚過敏 登校拒否
出版社の紹介ページhttps://hon.gakken.jp/book/1020590700
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★☆

本のあらすじ

小学4年生の潤也くんは、野外学習を楽しみにしていました。しかし、夜の就寝時間だけは不安でした。暗闇が苦手で、真っ暗な中ではガクガク震えて漏らしてしまったこともあるほどなのです。

野外学習の前日、潤也くんは 6年間通っていた妙法寺保育園の園長先生であるおしょうさんに相談することにしました。おしょうさんは、「必ず潤也を守ってくれる特別な木札」を持たせてくれました。木札は半分になっていて、片方は校長先生が持っているから、校長先生から受け取るように言われました。野外学習の当日、何度も校長先生に声をかけようとしますが、校長先生はどこかへ消えてしまいます。

潤也くんは、木札を受け取ることができるのでしょうか?
校長先生はいったいどこへ消えたのでしょうか?

謎がいっぱいで、ワクワクドキドキするおはなしです。

作者紹介

作者 西村 友里(にしむら ゆり)さん

京都府生まれ。京都教育大学卒業後、京都市内の小学校に35年間勤務されるかたわら、創作活動を続け、児童文学作家になられたそうです。以下の作品などがあります。

低学年作品

  • のんちゃんとモンシロチョウ
  • きらきらシャワー
  • たっくんのあさがお

中学年向け作品

  • 猫丸神社のひみつ

高学年向け作品

  • 占い屋敷のプラネタリウム
  • いちごケーキはピアニッシモで
  • オムレツ屋へようこそ!

絵 大庭 賢哉(おおば けんや)さん

神奈川県生まれ。イラストレーター。以下の作品などがあります。

低学年向け作品

  • スポーツのおはなし(リレー) 空に向かって走れ!

中学年向け作品

  • およぐ!
  • 小学校がなくなる!
  • はじけろ!パットライス
  • 笑われたくない!
  • やすしのすしや

高学年向け作品

  • 戦争にいったうま
  • 盲導犬引退物語
  • 「シノダ!」シリーズ
  • 旅するウサギ

シリーズ一覧

「消えた」シリーズは、4冊刊行されています。(2024年9月現在)

  • 消えた図書室
  • 消えた落とし物箱
  • 消えた時間割
  • 消えた校長先生

本を読んで「ひとこと」

誰にでも不安がある。それを伝える勇気も大切。

以上、『消えた 校長先生』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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