【20分で読む 家族のおはなし】レッツがおつかい

『レッツがおつかい』紹介 20分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上、累計100冊以上読破。

子どものはじめてのおつかい、ってドキドキしますよね。長男のはじめてのおつかいは、小1・切手(郵便局)でした。次男は、いまだに一人でおつかいさせてません。過保護やな、たぶん…

今回は、はじめてのおつかいを勝手に実行してしまう 5歳の男の子の冒険をえがく『レッツがおつかい』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • おもしろい話が好きな お子さん
  • 冒険が好きな お子さん
  • リズムがいい本を探している おやごさん
  • 家族の話を探している おやごさん

本の難易度

対象年齢(読み聞かせ)5歳くらい~
(一人読み)1年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(すべての漢字にルビが振られています。)
ページ数64ページ
読み聞かせ時間20分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード家族 おつかい 迷子 テレビ 冒険
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

↓文字の大きさはこれくらいです。

本の内容

家族で一緒に、テレビ番組『はじめてのおつかい』を見ていました。3歳の子どもたちがおつかいする姿が映っています。それに刺激された5歳のレッツは、はじめてのおつかいを勝手に実行してしまいます。どんなおつかいになるのでしょうか?

電車に乗って、大冒険のはじまりです!

おすすめポイント

本当に5歳児?と思えるレッツの大人みたい言葉が笑えます。

レッツは賢い。大人に「おかあさんは?」と聞かれるたびに、近くのそれらしい女の人を指さしてすりぬけてしまう。だけど、ジュースを勧められたら「ジュースを飲んではいけない日」だからと断る生真面目さもあります。

普段は大人びたレッツですが、ボールプールを見て目を輝かせたり、お母さんの頭をなでてあげる姿にほっこりします。

子どもは日々成長していて、突然難しいことばを使ったと思ったらバカなことしたり、不思議な生き物ですよね。イライラさせられたり、心配も絶えないけど、愛おしくて、かけがえのない存在。そんな気持ちを思い出させてくれます。大人にも読んでほしい絵本です。

登場人物

  • レッツ…5歳
  • とうさん
  • かあさん
  • シャナちゃんとアリサちゃん…テレビ番組『はじめてのおつかい』に出演している3歳児。

シリーズ一覧

『レッツ』シリーズは、5冊刊行されています。

  • レッツとネコさん
  • レッツのふみだい
  • レッツがおつかい
  • レッツはおなか
  • レッツもよみます

作者紹介

作者は、ひこ・田中(ひこたなか)さんです。1953年、大阪府生まれ。児童文学作家、評論家。作品に、『へたなんよ』『コリンのお店びらき』があります。

絵は、ヨシタケ シンスケさんです。1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。作品に、『りんごかもしれない』『ぼくのニセモノをつくるには』『あるかしら書店』があります。

買い物の子どもの本

商店街のいろんなお店で、100円で何を買えるのかを調べるおはなしです。物価が違うので、それも含めて楽しく勉強できる話です。一緒に商店街をめぐるのもいいですね。

誕生日プレゼントに、絵本を一人で買いに行く券をおねだりして、本屋さんに買いにいくお話です。

以上、『レッツがおつかい』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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