【低学年におすすめ 児童書】レッツがおつかい

『レッツがおつかい』紹介 20分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

子どものはじめてのおつかい、親の方が緊張しますよね。長男のはじめてのおつかいは、小1のとき、切手(郵便局)でした。次男は、いまだに一人でおつかいさせてません。過保護かな…

今回は、はじめてのおつかいを勝手に実行してしまう 5歳の男の子の冒険をえがいたおはなし『レッツがおつかい』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 冒険が好きな お子さん
  • 家族の話を読みたい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめ対象年齢(読み聞かせ)5歳
(一人読み)1年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
ページ数64ページ
読み聞かせ時間20分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード家族 おつかい 迷子 テレビ 冒険
出版社の紹介ページhttps://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000190795
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

家族で一緒に、テレビ番組『はじめてのおつかい』を見ていました。3歳の子どもたちがおつかいする姿が映っています。それに刺激された5歳のレッツは、はじめてのおつかいを勝手に実行してしまいます。

どんなおつかいになるのでしょうか? 電車に乗って、大冒険のはじまりです!

おすすめポイント

本当に5歳児?と思えるレッツの大人みたい言葉が笑えます。

レッツは賢い。大人に「おかあさんは?」と聞かれるたびに、近くのそれらしい女の人を指さしてすりぬけてしまう。だけど、ジュースを勧められたら「ジュースを飲んではいけない日」だからと断る生真面目さもあります。

普段は大人びたレッツですが、ボールプールを見て目を輝かせたり、お母さんの頭をなでてあげる姿にほっこりします。

子どもは、突然難しいことばを使ったり、バカなことしたり、不思議な生き物ですよね。イライラさせられたり、心配も絶えないけど、愛おしくて、かけがえのない存在。そんな子どもの一面を見せてくれます。大人にも読んでほしい絵本です。

登場人物

  • レッツ…5歳
  • とうさん
  • かあさん
  • シャナちゃんとアリサちゃん…テレビ番組『はじめてのおつかい』に出演している3歳児。

シリーズ一覧

「レッツ」シリーズは、5冊刊行されています。(2024年11月現在)

  • レッツとネコさん
  • レッツのふみだい
  • レッツがおつかい
  • レッツはおなか
  • レッツもよみます

作者紹介

作者:ひこ・田中(ひこたなか)さん

1953年、大阪府生まれ。児童文学作家、評論家。絵本作品に、『へたなんよ』『コリンのお店びらき』があります。小学生向け作品に、以下のものがあります。

  • ハルとカナ
  • 「モールランド・ストーリー」シリーズ
  • ぼくは本を読んでいる。
  • ごめん
  • カレンダー
  • お引越し

絵は、ヨシタケ シンスケ さん

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。作品に、『りんごかもしれない』『ぼくのニセモノをつくるには』『あるかしら書店』があります。

買い物の子どもの本

商店街のいろんなお店で、100円で何を買えるのかを調べるおはなしです。物価が違うので、それも含めて楽しく勉強できる話です。一緒に商店街をめぐるのもいいですね。

誕生日プレゼントに、絵本を一人で買いに行く券をおねだりして、本屋さんに買いにいくお話です。

以上、『レッツがおつかい』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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