【20分で読む はじめての話】おとのさま、でんしゃにのる

『おとのさま、でんしゃにのる』紹介 20分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。

電車のラッシュ時間、嫌なドキドキを味わいますよね。こんなに人が乗っているのに、まだ乗れるの!とビックリすることもしばしばでした。

今回は、世間知らずの「おとのさま」がはじめて電車に乗るおはなし『おとのさま、でんしゃにのる』を紹介します。おとのさまは、好奇心旺盛でなんにでも挑戦します。でも、朝のラッシュ時には少し迷惑ですね。

本をおすすめしたい方

  • 電車が好きな お子さん
  • おもしろい話が好きな お子さん
  • 電車のマナーを知って欲しい おやごさん
  • リズムがいい本を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長さんくらい~
(一人読み)1年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字。(すべての漢字にルビが振られています。)
文字の大きさ約4㎜
ページ数64ページ
読み聞かせ時間約20分(ゆっくり音読した時間です。人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード殿様 電車 環状線 
出版社の紹介ページhttps://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b274642.html
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

あらすじ

お殿様は、はじめて電車を見ました。家来のさんだゆうと一緒に、電車を乗りに行きます。電車のマナーを知らないお殿様は、切符を買うことも、列に並ぶことも、イスに静かに腰掛けることも知らず、他のお客さんに迷惑をかけてしまいます。それでもめげないお殿様は…

おすすめポイント

時代に取り残されたお殿様の無邪気な言動が、ゲラゲラ笑えるお話です。

奇想天外なお殿様の行動、喜怒哀楽の激しい表情ゆたかなお殿様の表情、お殿様のダジャレに、子どもの笑いが止まりません!

おとのさまのダジャレ満載で、さんだゆうとの掛け合いが楽しいお話です。

作者紹介

作者は、中川 ひろたか(なかがわ ひろたか)さんです。1954年埼玉県大宮市生まれ。日本ではじめての男性保育士として、5年間千早子どもの家保育園に保父として勤務。1987年、みんなのバンド「トラや帽子店」を結成。リーダーとして活躍。シンガーロング絵本ライター。

作品に、「ピーマン村」シリーズ、『100えんたんけん』、「ショコラちゃん」シリーズ、「おたんじょう月絵本」シリーズがあります。

ピーマン村の校長先生と雰囲気が似てらっしゃいますね。

絵は、田中 六大(たなか ろくだい)さんです。1980年東京生まれ。多摩美術大学大学院修了。漫画家・イラストレーター。 

わが家では、『しのぶときよしのともだち』シリーズが人気です。

シリーズ一覧

「おとのさま」は現在9冊刊行されています。(2024年9月現在)大好きなシリーズなので、続刊すると嬉しいな。

  1. おとのさまのじてんしゃ
  2. おとのさま、でんしゃにのる
  3. おとのさま、ひこうきにのる
  4. おとのさま、ゆうえんちにいく
  5. おとのさま、スキーにいく
  6. おとのさま、小学校にいく
  7. おとのさま、ほいくしさんになる
  8. おとのさま、にんじゃになる
  9. おとのさま、まほうつかいになる

次に読んでほしい本

本を読んで「ひとこと」

自分にとっての当たり前が、他の人にとっての当たり前ではない!

以上、『おとのさま、でんしゃにのる』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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