10分台で読む幼年童話

15分で読む 低学年～〈空想が好き〉な人におすすめの幼年童話です。いつも頑張って働いているストーブが冬休みをとって話せるようになり、 けんいち一家と一緒に スキー旅行に行くおはなしです。

のんびり屋で、自分の意見を伝えることが苦手な少女の心の変化をえがいた作品です。「人はそれぞれ違って、いいところも悪いところもあるけど、それを認めて寄りそうことが大切」と教えてくれる本です。

忘れものをしないか不安で仕方がない、小学1年生の心の機微をえがいたおはなしです。もう少し気持ちを楽にしていいんだよ、と心配が絶えない子どもに寄り添ってくれる本です。

おんぼろアパートの大家さんとおばけ一家の交流を描いたおはなしです。おばけと人間という枠を超えて、温かい気持ちにしてくれる作品です。

「捨てねこだといいな」、という思い出ねこを拾った少年が、「転校生のねこかもしれない」、と知り悩み迷うおはなしです。気持ちを自制することは難しい子どもに、友だちにも、ペットにも気持ちがあるんだよ、と教えてくれる本です。

家族以外には敵対している白ネコが、死にそうになっている黒猫の家族に出会うことで変わっていくおはなし『しろいねこ リリー』を紹介します。直接的には触れられていませんが、保護ネコについて考えさせられる作品です。

眠りから起こされ、不満だらけの氷の精のおはなし『ルルとララのシャーベット』を紹介します。眠りから覚まされると、不機嫌になっちゃいますよね。氷の精が素敵な夏のひとときを過ごせるでしょうか？

ルルとララが、食事会にお呼ばれしたあなぐまのリラとベスのために、楽しくテーブルマナーを学ぶ方法を考えるおはなし『ルルとララのホットケーキ』を紹介します。

「おひめさま」と言われ大切に育てられたネコの家に、赤ちゃんがやってきて状況が変わり、家出してしまったネコのおはなし『さかのうえのねこ』を紹介します。四季を彩るイラスト、表情豊かなネコのエステラが魅力的な作品です。