【中学年~ ふつうって何?に寄りそう本】ふみきりペンギン

『ふみきりペンギン』紹介 30分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

30分で読む!中学年向けの幼年童話を紹介します。

『ふみきりペンギン』では、小学3年生の子どもたちが不思議な体験を通して「ふつうってなんだろう」「ふつうじゃないのはかっこいい?かっこわるい?」と悩みながら成長していくアンソロジーです。

想像力が広がるおはなしです。ちなみに、ペンギンはあまり出てきませんでした。

本をおすすめしたい方

  • 「ふつうって何?」と悩んでいる お子さん
  • 個性を大切にしてほしい おやごさん
  • 想像力を広げて欲しい おやごさん
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本の難易度

当サイトおすすめの
対象年齢
(読み聞かせ)1年生~
(一人読み)3年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
ページ数111ページ
読み聞かせ時間約30分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワードペンギン ヘビ 公園 図書館 不思議な話 ケンカ
出版社の紹介ページhttps://www.akaneshobo.co.jp/search/info.php?isbn=9784251073167
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

小学3年生のるりとななこ、ゆうととそうすけはちょっとした行き違いから仲たがいしていました。

そんなとき、4人は不思議な体験をしました。

ゆうとは、ふみきりでペンギンの話を聞きました。

るりは、1年生のときに知った『へびこうえんの へびのべろ だれもみぬとき あらわれる なめてもらえば ねがいかなう』といううわさを確かめました。

ななこは、鏡のなかの不思議なライオンと会いました。

そうすけは、天気占いをするフクロウが見えます。

4人はわだかまりを解くことができるのでしょうか?

おすすめポイント

子どもだって、嫌なことを言われたとき、ケンカをしたとき、落ち込みます。そんなとき、前向きに考えたり、違う視点から見たりすることの大切さを教えてくれます。

「ふつうってなんだろう?」「ふつうじゃないって、かっこいい?」「ふつうじゃないと、かっこわるい?」という不安な気持ちにたいして、寄り添ってくれるやさしい物語です。

作者:おくはら ゆめさん

1977年、兵庫県生まれ。辻学園日本調理師専門学校卒業。絵本作品に『チュンタの あしあと』『ワニばあちゃん』『おてがみさがし』などがあります。小学生向けには以下の作品などがあります。

低学年向け

  • シンデレラのおねえさん
  • とりあえず とりの はなし
  • きつねのしっぽ
  • 「つっきーとカーコ」シリーズ
  • 9月のおはなし お月見テンテン(作:蜂飼 耳)
  • ふねにのっていきたいね(作:長崎 夏海)

中学年向け

  • わたしといろんなねこ
  • ふみきりペンギン
  • ねことわたしのまほうの日(作:かわしま えつこ)
  • おなかがギュルン(作:長崎 夏海)
  • 子ザルのみわちゃんとうり坊(作:深山 さくら)

心に残った言葉

おれは、おれのふつうをこわしてみたい。

だって、ふつうって、新しいことを知れば、かわっていくものだ。

以上、『ふみきりペンギン』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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