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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。
\ この記事を書いたのは! /
・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)
今回は、忘れものをしないか不安で仕方がない、小学1年生の心の変化をえがいたおはなし『しんぱいなことがありすぎます!』を紹介します。
長男のサクちゃんが、「小学2年生くらいのときに、好きやった本やわ」と懐かしそうに読んでいました。
本をおすすめしたい方
- 学校に行くことを辛く感じている お子さん
- 忘れものが多い お子さん
本の難易度
当サイトおすすめ対象年齢 | (読み聞かせ)年中さん~ (一人読み)1年生~ |
ふりがな | 漢数字以外の漢字にルビが振られています。 |
文字の大きさ | 約5㎜ |
ページ数 | 95ページ |
読み聞かせ時間 | 約10分(人により前後します) |
ジャンル | 幼年童話(すべてのページに挿絵あり) |
キーワード | 小学1年生 忘れもの 学校 |
出版社の紹介ページ | https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323074870 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
子どもウケ | ★★★★★ |
本のあらすじ
ももは小学1年生です。まだ忘れ物をしたことはありませんが、忘れものをして怒られている友だちを見るのも嫌でした。
同じクラスのかずまくんは、しょっちゅう忘れものをするのに、気にしていません。教科書もノートも学校に置きっぱなし、と言って笑っています。
ある日川沿いを歩いていると、かずまくんが「でっかいコイ!」と言うので、ももは柵の間に頭を入れてのぞきました。コイは見えず、おまけに柵から頭が抜けなくなってしまいました。
ももの不安でいっぱいになります。ももはどうなってしまうのでしょうか?
おすすめポイント
小学校に入学したばかりの緊張が伝わってきます。
次男のダイちゃんも、まさにももちゃんと一緒でした。小学2年生のときはよく怒る先生だったので、「怒られたらどうしよう?」「1年生の教室に行かされたらどうしよう?」と行き渋りがひどかったです。
小学3年生になって「危ないことなど、よっぽどのことがないと怒らない」という優しい女の先生になり、生き生きして学校に行くようになりました。先生との相性って、大事ですね。
先生を変えることはできませんが、自分の気持ちを変えることはできます。もう少し気持ちを楽にしていいんだよ、と心配が絶えない子どもに寄り添ってくれる本です。
忘れものはしない方がいいですが、それが心配で楽しくない学校生活になっては元も子もないですよね。
作者 紹介
作者:工藤 純子(くどう じゅんこ)さん
東京都生まれ。東京都在住。2017年に『セカイの空がみえるまち』で第3回児童ペン少年小説賞を受賞。高学年・中学生向けの作品を多数手がけられています。小学生向けの作品に、以下のものがあります。
低学年向け
- ひみつの とっくん
中学年向け
- 「リトル☆バレリーナ」シリーズ
- 「プティ・パティシエール」シリーズ
- 「恋する和パティシエール」シリーズ
- 「ミラクル☆キッチン」シリーズ
- はじめましてのダンネバード
- サイコーの通知表
- スポーツのおはなし(サーフィン) ぼくらの波を走る!
高学年向け
- あした、また学校で
- となりの火星人
- 「ダンシング☆ハイ」シリーズ
- 「モーグルビート!」シリーズ
- 「ゴ-スト・ファイル」シリーズ
絵:吉田 尚令(よしだ ひさのり)さん
1971年、大阪府生まれ。イラストレーター。絵本や書籍の挿画などを手がける。
低学年向け
- くまのこのるうくんとおばけのこ(作:東 直子)
- オバケたんてい(作:藤江 じゅん)
中学年向け
- ドラゴンのなみだ(作:佐々木 ひとみ)
高学年向け
- 「いばらの髪のノラ」シリーズ(作:日向 理恵子)
- ペンタとニック(作:風野 潮)
- 「雨ふる本屋」シリーズ
- ショクパンのワルツ
本を読んで、ひとこと
準備をしたら、あとは 楽しいことを考えよう!
以上、『しんぱいなことがありすぎます!』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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