ぼくとお兄ちゃんのビックリ大作戦【中学年~夏休みの宿題の話】

『ぼくとお兄ちゃんのビックリ大作戦』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住のシンママ(2025年に離婚)
・二児の母(2013年生 男・2016年生 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

20分で読む 中学年~ 〈夏休みの宿題〉の本を読みたい人におすすめの児童書を紹介します。

この作品は愛知県刈谷市で行なわれている『第4回森三郎童話賞』の最優秀賞作品です。市販本ではないので、全国の図書館で貸し出し可能となっています。大阪市の図書館にもありました!

9歳と6歳の兄弟の夏休みが描かれた作品です。旅行に行きたくてお兄ちゃんがしかけた作戦とは、なんだったのでしょうか?

本をおすすめしたい方

  • 夏休みの宿題、自由研究のはなしを読みたい お子さん
  • 家族の話を読みたい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめ対象年齢(読み聞かせ)1年生~
(一人読み)3年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
文字の大きさ約4㎜
ページ数64ページ
読み聞かせ時間約20分(人により前後します)
ジャンル児童書(約3分の1のページに挿絵あり)
キーワード小学3年生 夏休み 自由研究
まつ みりゅうさんの受賞のことばhttp://www.kisetsufu.net/jusho/matsu.html
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

コウタ 6歳、リョウ 小学3年生の兄弟は、夏休みをどこにも行けずに過ごしていました。リョウが宿題をしないのはどこにも連れて行ってくれないからだと伝えると、怒ったお母さんは「今日中に自由研究以外の宿題を全部終わらせたら、旅行に連れていってあげる」と言ってくれました。

そこでリョウは宿題を開始します。日記・工作・夏の練習帳とやることはたくさんあります。

リョウは宿題を終えることができるでしょうか?
コウタ・リョウはどこに旅行に行くのでしょうか?
リョウはどんな自由研究をするのでしょうか?

おすすめポイント

夏休みの宿題を1日でやり遂げる姿が描かれています。子どもの反面教師になってくれそうです。

夏休みのご褒美旅行に、ミステリー・ツアーを敢行するお母さん。勇気がありますね。わが家は子どもと相談して毎年名古屋旅行です。子どもは、遊園地・アスレチックを希望するので、京都・奈良は子どもが大きくなって興味をもったらいきたいです。

作者紹介

作者:松 弥龍(まつみりゅう)さん

愛知県生まれ。本名 花村仁子。「きつねの子と冬の夜空で第23回創作童話がイッパイアッテナ佳作受賞。2014年「こいぬのシュールで日本児童文芸家協会による幼年童話公募に入選。2023年に52歳でお亡くなりになったそうです。(参考:沢田 俊子さんのHPより

高学年向け作品

  • 沙羅の風

絵:荒木 祐美(あらき ゆみ)さん

1985年、埼玉県生まれ。イラストレーター。ARAKI YUMIで作品を見ることができますよ。

歴代 〈森三郎童話賞〉 受賞作品

  • 第1回 『きつねのおまもり』(作:大谷千晴)
  • 第2回 『いっちゃんのケータイ』(作:前野章)
  • 第3回 『そら色のピラミッド』(作:飯田一郎)
  • 第4回 『ぼくとお兄ちゃんのビックリ大作戦』(作:まつ みりゅう)
  • 第5回 『カエルのメロン』(作:鬼村 テコ)
  • 第6回 『みゆは落とし物名たんてい!』(作:花田 しゅー子)
  • 第7回 『民謡ガール』(作:ツキノ マコト)

自由研究が題材の本

なのだのノダちゃん まほうの自由研究

→ 紹介ページはこちら

50分で読む、自由研究に悩む小学3年生のサキちゃんのおはなしです。小さくて不思議な友だち ノダちゃんが手伝ってくれますよ。

かめきちのおまかせ自由研究

紹介ページはこちら

30分で読む、自由研究のテーマが最後の最後まで決まらず、悩みまくる小学生を描いたおはなしです。

本を読んで、ひとこと

旅行には、新しい出会いがある!

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました