未来の給食、なに食べる?【中学年~ 身近に潜む科学のおはなし】

『未来の給食、なに食べる?』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住のシンママ(2025年に離婚)
・二児の母(2013年生 男・2016年生 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

30分で読む 中学年~おすすめ、身近に潜む科学のおはなしを紹介します。

小学5年生の理科部の3人が、新しい食材をつかった未来の給食のメニューを考えるおはなしです。人口が増え、食糧難に陥ると言われている問題に正面から切り込んだ作品です。

子どもだけではなく、大人にも勉強になる本です。

本をおすすめしたい方

  • 科学に興味がある お子さん
  • 料理・食べることが好きな お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)1年生~
(一人読み)4年生~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(すべての漢字にルビが振られています。)
文字の大きさ約4㎜
ページ数80ページ
ジャンル児童書(約3分の1のページに挿絵・写真・図があります)
キーワード小学5年生 食料難 給食 昆虫食 培養肉
出版社の紹介ページhttps://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000372802
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

治虫おさむ晴陽はるひ日香にちかは理科部の5年生です。

ある日顧問の先生に呼び出され、「給食週間の間に、理科部のみなさんで、食べ物が足りなくなる未来のために、新しい食材をつかった未来の給食を考えてください。理科部の提案したメニューは、じっさいに作って全校児童で食べることになります。」と依頼されました。

期限は1週間。実際に使われている宇宙食や、栄養だけを摂取するサプリメントという答えはなし。

3人は、食料危機を救う 未来の給食を考え出すことができるのでしょうか?

おすすめポイント

日本は人口が減少傾向にありますが、世界的には人口が増え続け、これから食糧不足の時代がやってくることが予想されています。そうなると、食料自給率が低い日本は危機に陥ります。

『未来の給食、なに食べる?』では、小学5年生の3人が未来の食料について調べました。昆虫食に微細藻類(ミドリムシ)、代替肉に培養肉。地球にやさしく、おいしく食べれられることはできるものはあるのか一緒に考えるといいですね。科学に興味をもつきっかけになる作品です。

食べられることに感謝する気持ちになりますよ。

作者紹介

作者:楠木 誠一郎(くすのき せいいちろう)さん

1960年、福岡県生まれ。大学卒業後に歴史雑誌の編集者をへて作家。講談社青い鳥文庫の「タイムスリップ探偵団」シリーズのほか、『新選組 幕府を守ろうとした男たち』『おはなしSDGs 気候変動に具体的な対策を ツリーハウスの風』『ウソ!? ホント!? 謎解き徳川家康』(いずれも講談社) など、多くの著書がある。

絵:下平けーすけ(しもひらけーすけ)さん

1975年、茨城県に生まれる。小学生向けに、以下の作品があります。

低学年向け作品

  • おしごとのおはなし プロ野球選手 フルスイング!
  • おかわりへの道
  • はっぴょう会への道
  • スポーツのおはなし(空手) 空手、はじめます!
  • おはなしSDGs 安全な水とトイレを世界中に 水とトイレがなかったら?
  • おはなしサイエンス 未来のたべもの 未来の給食、なに食べる?

中学年向け作品

  • パパはカッパか!?
  • はっけよい、子ガッパ!

高学年向け作品

ぼくと賢おじさんと山の学校

保護者に聴いて欲しい作品

食べられることは当たり前じゃない、感謝の気持ちを思い出させてくれる作品です。

「誰にでもできる仕事にこそ差が出る。」という言葉が身にしみて、日々実践しています。

『いただきます』はAudible で聴くことができます。
↓無料体験はこちらから。

この本を読んで、ひとこと。

未来のために自分ができることを考えてみよう!

以上、『未来の給食、なに食べる?』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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