【低学年向け 幼年童話】山の学校 キツネのとしょいいん

『山の学校 キツネのとしょいいん』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

15分で読む!低学年向けの幼年童話を紹介します。

『山の学校 キツネのとしょいいん』では、山の小さな学校の図書室に、バーコードリーダーをやりたいとキツネの子どもがやってくるおはなしです。

子どもたち・司書の先生・子ぎつねの交流に、心が温まりますよ。

本をおすすめしたい方

  • 山の暮らしについて知りたい お子さん
  • 図書委員の仕事について知りたい お子さん
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本の難易度

当サイトおすすめ
対象年齢
(読み聞かせ)年長~
(一人読み)1年生~
ふりがな漢数字以外の漢字にふりがなが振られています。
文字の大きさ約4.5㎜
ページ数96ページ
読み聞かせ時間約15分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワードキツネ 図書室 オオルリ 冬の訪れ 
出版社の紹介ページhttps://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000393805
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

えのき小学校は、深い山のふもとにある 全校生徒がたった18人しかいない学校です。

ある秋の日、子ぎつねがやってきました。バーコードリーダーをやりたいと言います。バーコードを、読み取る音が、友だちの小鳥の声に似ているというのです。

バーコードリーダーを手伝うことになった子ぎつねは、たちまち子どもたちの人気者になりました。子どもたちはみんな、休み時間に図書館にやってきて、本を借りていきます。と突然子ぎつねが泣き出しました。

子ぎつねはどうして泣いてしまったのでしょうか?

おすすめポイント

山の学校での子どもたち・司書・子ぎつねのやりとりが心温まる作品です。

季節感を感じることができる作品です。

作中で出てくるオオルリは、コルリ、ルリビタキと並んで青い鳥 御三家の一種で、日本全国の山岳地帯や森林地帯に生息する夏鳥です。冬は東南アジアで越冬します。高い木の上でほがらかにさえずります。

作者紹介

作者:葦原 かも(あしはら かも) さん

川崎市生まれ。東京学芸大学初等教育教員養成課程国語課卒業。教育団体で編集の仕事にたずさわる。2013年、「トミエさんの真夜中ものがたり」で第54回講談社児童文学新人賞佳作を受賞し、『まよなかのぎゅうぎゅうネコ』と改題して刊行する。

低学年向け

  • 「うみのとしょかん」シリーズ
  • とどけ、サルハシ!

中学年向け

  • まよなかのぎゅうぎゅうネコ
  • どんなイチゴも、みんなかわいい

絵:高橋 和枝(たかはしかずえ)さん

1971年神奈川県生まれ。教育学部の美術科で日本画を学び、文具デザインの仕事を経て、書籍の挿画や絵本創作に携わる。わが家では、『もりのだるまさんかぞく』『くまくまちゃん』が人気でした。小学生向けの作品に、以下のものがあります。

低学年向け

  • リリの思い出せないものがたり(作:たかどの ほうこ)
  • ほんとにともだち?(作:如月 かずさ)
  • まこが、おねえちゃんになった日!(作:かわしま えつこ)
  • 2番めにすき(作:吉野 万理子)
  • もりのゆうびんポスト(作:原 京子)
  • もりのともだち、ひみつのともだち(作:原 京子)
  • 七月七日はまほうの夜(作:石井 睦美)

中学年向け

  • ねこもおでかけ(作:朽木 祥)
  • サンタクロースは空飛ぶ宅配便ではありません(作:市川 宣子)
  • 「ハートウッドホテル」シリーズ(作:ケイリー・ジョージ)

図書委員が出てくる本

図書委員は泣かない

→  紹介ページはこちら

こちら、ヒミツのムー調査団!悪夢!?モフモフ大パニック

→  紹介ページはこちら

図書委員をしている小学生4年生3人組が、不思議な超常現象に立ち向かうおはなしです。

秘密図書委員

あやかし図書委員会

本を読んで、ひとこと

野生動物にとって、山が学びの場所。

以上、『山の学校 キツネのとしょいいん』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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