カレーな夏休み【高学年~ 夏休みの話】

『カレーな夏休み』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住のシンママ(2025年に離婚)
・二児の母(2013年生 男・2016年生 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

高学年~ 〈夏休みの自由研究〉の本を読みたい人におすすめの児童書を紹介します。

『カレーな夏休み』は、横浜に住む小学5年生のハルカが、大阪でカレー屋を営む叔父のもとで、商店街に住む同じく小学5年生の少年2人と一緒にグルメイベントのメニューを四苦八苦して考え、いろんな経験をするおはなしです。

食いしん坊で犬みたいに鼻がいいハルカ、カレーが大好きでスパイス・マニアのショウ、豆腐屋の息子でポップを書くのが得意なタツキが大活躍しますよ。

本をおすすめしたい方

  • 食いしん坊な お子さん
  • 自由研究の話が読みたい お子さん
  • 大阪の話を読みたい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(一人読み)5年生くらい~
ふりがな簡単な漢字には、ルビが振られていません
ページ数176ページ
読み聞かせ時間1時間以上(人により前後します)
ジャンル児童書(挿絵 約10ページ)
出版社の紹介ページhttps://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000387072
キーワード夏休み 自由研究 カレー 大阪 商店街 グルメイベント
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

小学5年生のハルカは、大阪でカレー屋を営む叔父さんのもとに行くことになりました。「カレー屋さんになりたい!」と言ったら、お母さんが「叔父さんのところに弟子入りしたら」と言われ、約3週間大阪に行くことになったのです。

大阪に着くと、叔父さんの店で働く静流さんの息子 ショウが迎えに来ていました。荷物を持ってくれて、商店街や友だちのタツキを紹介してくれました。

叔父さんの手伝いをしたり、ショウとタツキと一緒に宿題をしたりして、充実した日々を過ごしていました。スパイスカレーに魅了され、ショウ・タツキと一緒にイベントに出すカレーの新メニューを考えて自由研究をすることになりました。

3人は 新メニューを完成させて、おじさんにOKをもらうことができるでしょうか?

おすすめポイント

小学5年生の少年少女が、夏休みに新しいことに挑戦する姿が描かれています。

ステレオタイプな自由研究ではなく、新メニューを考えるだけでなく、実際に店頭に出すために予算を組んだり商店街の人に交渉する姿は、勇猛果敢で楽しい気持ちになれます。

大阪の商店街の楽しい雰囲気を感じることができますよ。

作者紹介

作者:谷口 雅美(たにぐちまさみ)さん

兵庫県尼崎市在住。神戸女学院大学卒業。「99のなみだ」「最後の一日」「99のありがとう」シリーズや『大空では毎日、奇蹟が起きている。』などの短編小説集に参加。共著に短編画集『鳥と猫と君とボク』。第四十四回創作ラジオドラマ大賞佳作入選。NHKラジオ『FMシアター』にて受賞作「父が還る日」を放送。
二〇一〇年よりFM尼崎『8時だヨ!神さま仏さま』のアシスタントを務める。
2017年『大坂オナラ草紙』で講談社児童文学新人賞佳作受賞。2020年『泣き虫マジシャンの夢を叶える11の物語』『教えて、釈先生!子どものための仏教入門』『殿、恐れながらブラックでござる』、『殿、恐れながらリモートでござる』などがあります。

本を読んで、ひとこと

自分の特技をいかして、いろんなことに挑戦しよう!

以上、『カレーな夏休み』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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