【40分で読む 子どもの本】8・9・10!

『バクテン』紹介 40分以上で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。

今回は、母子家庭で習いごとをしたいと言い出せない 小学4年生の女の子が、公園で出会ったおじさんにバク転を教えてもらい、チャレンジするおはなし『8・9・10!』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 友だち付き合いが苦手な お子さん
  • 新しいことにチャレンジしたい お子さん
  • シングルマザーの話を読んでほしい おやごさん
  • 優しい話を読んでほしい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)2年生~
(一人読み)4年生~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(低学年の漢字にはルビが振ってありません。)
ページ数96ページ
読み聞かせ時間約40分
ジャンル児童書(ほとんどのページに小さな挿絵があります。)
キーワード小学4年生 学校 友だち 習いごと シングルマザー
出版社の紹介ページhttps://www.iwasakishoten.co.jp/book/b504986.html
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

主人公は小学4年生の女の子。シングルマザーのママと二人で暮らしています。ママが仕事で頑張っているのを見ているので、習いごとがしたいと言い出せません。その代わり、学校から帰ると、河川敷の広場に行って、ダンスや歌の練習をしていました。

ある日、いつもの広場に知らないおじさんがベンチで本を読んでいました。翌日は、ジャージをきて準備運動をしていました。隣のおじさんを見ると、同じ振り付けでダンスをして、いきなりバク転をしました!

感動した主人公は、おじさんにバク転を教えてもらえることにしました。バク転をできるようになるのでしょうか?

おすすめポイント

貧富の差に悩む主人公の心の声が描かれています。いろんな家庭がある、いろんな人がいる、と子どもに伝えることができます。

私も、高校時代に親にお金を出してもらうのが忍びなくて、スキー旅行を断った時、空気を悪くしたのを思い出しました。みんな塾に通っているなか、アルバイトをして頑張ったことも、今ではいい思い出です。

作者紹介

作者:板橋いたばし 雅弘まさひろ さん

東京都出身。中央大学法学部卒。わが家では、絵本『パパのしごとはわるものです』『パパはわるものチャンピオン』が人気でした。

低学年向け 作品

絵:柴崎しばさき 早智子さちこ さん

栃木県出身。イラストレーターさんです。株式会社ヤマハミュージックジャパン発行のフリー冊子『ピアノの本』の表紙を多く担当されているようです。

本を読んで「ひとこと」

自分のことを認めてあげると、自分のことが好きになれる

以上、『8・9・10!』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました