【小学生 に おすすめ 10分で読む 児童書】ぼくのねこ ポー

『ぼくのねこ ポー』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

・大阪在住の専業主婦。
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

「拾ったねこは、転校生のねこかもしれない」と知り 悩み迷うおはなし『ぼくのねこ ポー』を紹介します。罪悪感を感じながらも 嘘をついてしまい、モヤモヤする少年の心の機微が描かれています。

本をおすすめしたい方

  • ねこが好きな お子さん
  • 人の気持ち・動物の気持ちに寄りそって欲しい おやごさん
  • 優しい物語を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長さん~
(一人読み)1年生~
ふりがなすべての漢字にルビあり
文字の大きさ約5㎜
ページ数80ページ
読み聞かせ時間約10分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワードねこ 学校 転校生 放課後倶楽部
出版社の紹介ページhttps://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-88162-1
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

とおるは 放課後クラブからの帰り道、白い家の近くでねこを見つけました。雨が降ってきて、ねこがびしょぬれになったらかわいそうと思って連れて帰ってしまいました。

お母さんは「本当に捨てねこなら飼ってもいいけど」と言ってくれてほっとしていました。

とおるのクラスに森あつしくんという子が転校してきました。「ねこがいなくなっちゃったんだよ」と言うのを聞いて、もしかしたら、と思いながら何も言うことができませんでした。

とおるは、どうすればいいのでしょうか?

おすすめポイント

とおるの、「ぼくのねこになって欲しい」という気持ちと、「友だちのねこに違いない」という確証に近い思いに揺れる心の機微が描かれています。

自分の気持ち、友だちの気持ち、ねこの気持ちをそれぞれ考え行動する姿に、心を打たれる作品です。

子どもにとって、気持ちを自制することは難しいことです。友だちにも、ペットにも気持ちがあるんだよ、と教えてくれる本です。

作者紹介

作者:岩瀬 成子(いわせ じょうこ)さん

1950年、山口県に生まれ。小学生向け作品に、以下のものがあります。

低学年向け

  • ともだちのときちゃん
  • ちょっとおんぶ
  • なみだひっこんでろ

中学年向け

  • ジャングルジム
  • おとうさんのかお
  • マルの背中
  • 朝はだんだん見えてくる
  • 小さな小さな海

高学年向け

  • 真昼のユウレイたち
  • ひとりかもしれない
  • ひみつの犬
  • わたしのあのこ あのこのわたし
  • ネムノキをきらないで
  • もうひとつの曲がり角
  • きみは知らないほうがいい
  • くもり ときどき 晴レル
  • まつりちゃん
  • そのぬくもりはきえない
  • 金色の象
  • アルマジロのしっぽ

絵:松成 真理子(まつなり まりこ)さん

1959年生まれ。大阪府出身。イラストレーター、絵本作家。小学生向け作品に、以下のものがあります。

低学年向け

  • トントンとリッキのかいぞくせん(作:やえがし なおこ)
  • 山のトントン(作:やえがし なおこ)
  • どうぶつのかぞく ペンギン はらぺこペンギンのぼうけん(作:吉野 万理子)
  • 11月のおはなし どんぐりカプセル(作:市川 宣子)
  • むねとんとん(作:さえぐさ ひろこ)
  • まいごのことり(作:ねじめ 正一)

中学年向け

  • ハニーのためにできること(作:楠 章子)
  • ふしぎねこりん丸(作:竹内 もと代)
  • ジルケンの冒険(作:松居 スーザン)

高学年向け

  • ライジング父サン(作:くすのき しげのり)
  • ぼくらのムササビ大作戦(作:深山 さくら)

本を読んで、ひとこと

自分の気持ちがあるように、友だちにも 家族にも ペットにも気持ちがある。

\ ねこがでてくる本はこちら! /

以上、『ぼくのねこ ポー』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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