【新感覚の怪談】怪活倶楽部

『怪活倶楽部』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。

今回は、不思議な事件が起こる中学校で、不思議な本を拾い、「怪活倶楽部」として活動することになった 少女のおはなし『怪活倶楽部』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 怖い話が好きな お子さん
  • 学校の話が好きな お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)3年生くらい~
(一人読み)5年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(低学年で習う漢字にはルビが振られていません。)
ページ数192ページ
読み聞かせ時間60分以上(人により前後します)
ジャンル児童書(挿絵はほとんどありません)
構成プロローグ/1話 秘密を言いたくなる怪異/2話 嫌われる怪異/3話 夢を食べる怪異/4話 増える怪異/5話 雪を降らせる怪異/6話 恋する怪異/7話 暇な怪異/8話 言葉を奪う怪異/9話 傷だらけの怪異/10話 飽きる怪異/11話 本の世界に連れていく怪異/12話 偽物の怪異/13話 過去に戻る怪異/エピローグ
キーワード怪談 中学校 怪異
出版社の紹介ページhttps://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-88184-3
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

あらすじ

希子きこの学校では、不思議な事件が起こっていました。ある日、学校の裏庭で『怪異百科事典』を拾いました。そこで、美形の男子生徒 よる先輩に強引に誘われ、学校をさまよう怪異を封印する部活動「怪活倶楽部」を手伝わされることになりました。

怪異を封印するためには、シャッフルされたアルファベットを並べ替えて、怪異の名前を言い当てなければなりません。

希子は、怪異を封印して、学校の平和を取り戻すことができるのでしょうか?

本を読んだ感想

ショートストーリーに一体ずつ怪異が出てきますが、シャッフルされたアルファベットを正確に並べ替えることができたら、怪異を封印することができます。どんな怪異か想像したり、一緒に並べ替えをチャレンジしたり、楽しめました。

スピード感があって、楽しく読み進めることができます。主人公の普通の女の子と、魅惑的な 100番目の怪異でもある先輩との掛け合いがよかったです。

年齢を重ねるごとに、友だちとのトラブルは増えていきますが、嫌なことがあったとき、もしかしたら怪異のしわざかもしれない、と思うと心が軽くなりそうですね。次巻を読むのが楽しみです。主人公が中学生で、恋愛話なども出てくるので、高学年・中学生くらいの方が楽しめるのかもしれません。

子どもの感想(小5男子)

  • 考えもつかないようないろんな怪異が出てきて、楽しかったです。主人公の希子と怪異のバトルが迫力があり、ハラハラしました。
  • 怪異の名前の並べ替えは、難しすぎて全然わからなかったです。
  • 怖い話は苦手なのですが、恐怖感は感じることなく読めました。

作者紹介

作者:永良 サチ(ながら さち)さん

2016年『キミがいなくなるその日まで』(スターツ出版)で作家デビュー。短編小説『黒猫ラブレター』が“第1回ラストで君は「まさか!」と言う文学賞”で大賞を受賞し、『ラストで君は「まさか!」と言う溺れるほどの涙』(PHP研究所)に受賞作を含む5作が収録されています。小学生向けに、以下の作品があります。

高学年向け

  • 放課後★七不思議! イケメンたちが優結を救う!? 涙と笑顔のハッピーエンド?
  • 「となりの一条三兄弟」シリーズ
  • ばいばい、片想い
  • 100日間、あふれるほどの「好き」を教えてくれたきみへ

絵:しらまめ

イラストレーター。和服を着た男性やあやかしのイラストを得意としている。

以上、『怪活倶楽部』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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