【20分で読む幼年童話】うそつき王さま　いぬをかう

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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ（@nanoha630）です。

次男のダイちゃんは、犬が飼いたい！と毎日訴えてきます。「大人になったら、自分で飼ってね」といいますが、私も犬が飼いたくて仕方がありません（笑）。

今回は、犬が飼いたくて仕方がない王さまのお話『うそつき王さま　いぬをかう』を紹介します。

本をおすすめしたい方

• 不思議な話が好きな お子さん
• 空想が好きな お子さん
• 犬が好きな お子さん
• ペットを飼おうと思っている おやごさん
• 子どもの嘘つきを直したい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢	（読み聞かせ）年中さんくらい～ （一人読み）1年生くらい～
文字	ひらがな・カタカナ・漢字すべて出てきます。すべての漢字にルビが振られています。
ページ数	94ページ
読み聞かせ時間	約20分（ゆっくり音読した時間です。人により前後します）
ジャンル	幼年童話（すべてのページに挿絵あり）
キーワード	王さま　犬　ペット　うそつき
おすすめ度	★★★★☆
子どもウケ	★★★★☆

本のあらすじ

王さまは犬が飼いたくてたまりません。ペットショップに行って、名前までつけてしまいました。でも、大臣が許してくれません。嘘をつかず、いい子になって、犬を飼ってもらおうとします。

念願の犬が家にやってきた！と思ったら、王さまは犬のペットになっていました。王さま、どうなっちゃうの？

おすすめポイント

犬が欲しい！と言っても、世話をするのは最初だけ、というのはよくある話ですよね。

この本では逆転して 王さまが犬のペットになってしまいます。ペットの気持ちが体験できるのです。

逆転体験をすることで、相手の気持ちを考えるきっかけになればいいですね。

作者紹介

作者は 寺村 輝夫（てらむらてるお）さんです。1928年東京都生まれ。戦後早稲田大学に入学し”早大童話会”に所属、創作童話を志す。『ぼくは王さま』シリーズや『わかったさん』シリーズ、『寺村輝夫のとんちばなし・むかしばなし』シリーズ、『かいぞくポケット』シリーズが人気です。2006年亡くなりました。

絵は 和歌山 静子（わかやましずこ）さんです。1940年京都に生まれ、幼少期は函館で過ごした。武蔵野美術大学卒業。『王さまシリーズ』『オムくんトムくんシリーズ』など寺村さんとタッグを組んでいます。2024年に亡くなりました。

シリーズ一覧

小さな王さまシリーズは10冊刊行されています。王さまの子ども時代が描かれています。

• そっくり王さま大さわぎ
• はらぺこ王さまふとりすぎ
• うそつき王さまいぬをかう
• おりこう王さまおとしもの
• さむがり王さまおばけの子
• くやしい王さまがいこつじけん
• わすれた王さまうみのなか
• あわてた王さまきしゃにのる
• やくそく王さまたんじょうび
• まちがい王さま本になる

おやごさんに読んで欲しい本

迷い犬を預かることで、いろんな人との交流を持ち、前向きになっていく人々のエピソードが描かれています。

以上、『うそつき王さま　いぬをかう』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。