【30分で読む 海のおはなし】ぼくは気の小さいサメ次郎といいます

『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』紹介 30分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。

今回は、外見でいつも怖がられているサメ次郎が、友だちを作りたい!と勇気を出すおはなし『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 海の生き物が好きな お子さん
  • 冒険が好きな お子さん
  • 友だちの本が読みたい お子さん
  • 手紙を書きたい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの
対象年齢
(読み聞かせ)1年生くらい~
(一人読み)3年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(すべての漢字にルビが振られています。)
文字の大きさ約4㎜
ページ数120ページ
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード海の生き物 手紙 郵便局 友だち 優しい話
出版社の紹介ページhttps://www.kaiseisha.co.jp/books/9784035011309
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

さいとうサメ次郎は、顔が怖いので、みんな逃げてしまい、友だちができません。でも、本当は気が小さくて、声をかける勇気がないだけなのです。

ある日、ウミガメのカメ次郎に出会いました。カメ次郎は、サメ次郎を怖がったりせず、ずっと気になっていた ラッコのプカプカの民宿へ連れて行ってくれました。サメ次郎に友だちはできるでしょうか?

SNSが普及した昨今、手紙のよさが再認識されている気がします。「あなたの味方はきっといる」というメッセージが詰まった優しい本です。

私が感想文を書くなら

  • 見た目で損をすることはあるけど、きちんと見てくれる人はいるんだな、と思いました。見た目だけで判断せず、相手の気持ちに寄り添える人になりたいです。
  • 私も人見知りで、人になかなか話しかけることができませんが、勇気を出して一歩を踏み出したいです。

作者紹介

岩佐 めぐみ(いわさ めぐみ)さん

1958年東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。

絵:高畠 純(たかばたけ じゅん)さん

1948年愛知県名古屋市生まれ。愛知教育大学美術科卒業。個性的なタッチが楽しいですね。

わが家では、『どうぶつたいじゅうそくてい』『どうぶつしんちょうそくてい』『えいっ』『おどります』が人気でした。小学生向けの挿絵作品に、以下のものがあります。

低学年向け

  • きょうりゅうじゃないんだ(作:斉藤 洋)
  • 「すずちゃんと魔女のババ」シリーズ(作:斉藤 洋)
  • 「ペンギン」シリーズ(作:斉藤 洋)

中学年向け

  • 「クジラの海のお話」シリーズ(作:岩佐 めぐみ)
  • ドラドラと伝説の竜(作:片平 直樹)
  • 火星のカレー 宇宙人たちのひみつ(作:斉藤 洋)
  • 「斉藤洋のしろくま」シリーズ(作:斉藤 洋)
  • 「ふしぎの森のヤーヤー」シリーズ(作:内田 麟太郎)

高学年向け

空で出会ったふしぎな人たち(作:斉藤 洋)

シリーズ一覧

「クジラ海のお話」シリーズは、6冊刊行されています。(2024年7月現在)

  • ぼくはアフリカにすむキリンといいます
  • わたしはクジラ岬にすむクジラといいます
  • オットッ島のせいちゃん、げんきですか?
  • おいらはコンブ林にすむプカプカといいます
  • ぼくは気の小さいサメ次郎といいます
  • あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします

読んでほしい絵本

「外見だけで判断してはいけないよ」というお話です。

サメを題材にした本

中学年向け

本を読んで、ひとこと

外見だけで判断しない!
相手の気持ちに寄り添おう!

以上、『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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