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もっと前向きになりたい!
という悩みのヒントをくれる本を紹介します。
劣等感に苛まれている主人公が、アドラー心理学と出会い実践していくことで、折れない心を手に入れ、理想の自分に近づいていく
というストーリーを軸に、アドラー心理学について解説されています。
「マンガで学べる」と期待しすぎると、難しく感じるかもしれません。
文章の方が少し多いです。
私が参考にした考え方を紹介します。
アドラー心理学について
アドラー心理学は、勇気の心理学といわれています。
レジリエンス(復元力・弾力性)を育てることができるとされているからです。
たとえば下記のような例が挙げられています。
- 嫌な性格だと思えば、人はいつでも選びなおすことができる
- 劣等感が原因で心が折れることがあるが、劣等感をバネにして飛躍することもできる
- 人間関係を「縦」の関係ではなく、「横」の関係ととらえると対人関係がうまくいく
- 自分の問題と他人の問題を分けて考えることで、悩みを減らすことができる
- 過去の大失敗やトラウマに挫ける必要はなく、未来は自分で決められる
- 目的さえあれば、1つの道が絶たれても、別の道を探ることができる
心が折れそうなときは「ベイシック・ミステイクス」がないか振り返る
ベイシック・ミステイクスとは自分や周囲の人間にとって非建設的に作用しがちな勘違いのことで、心が折れる負のスパイラルを生む
心が折れそうになったら、以下のように自分に問いかけてみるといいそうです。
- 「これは思い込みでは?」と疑う
- 「誰がそう決めた?」と自分に問いかける
- 「そのことのメリットは?」と考える
ベイシック・ミステイクス(自分や周囲の人間にとって非建設的に作用しがちな勘違い)の種類について、引用します。
ベイシック・ミステイクスの種類
①決めつけ・・・可能性でしかないのにレッテルを貼ってしまう
「7日間で身につける!アドラー心理学ワークブック」岩井 俊憲
例)「私はこの仕事に向いていない」「Aさんは忙しいときに仕事をサボる」
②誇張・・・1でしかないことを10に盛ってしまう
例)「ここ一番のときにいつも失敗する」「Bさんは四六時中、無駄話をしている」
③過度の一般化・・・ある一部分の問題であるのに、全体の問題だと思い込んでしまう
例)「C社で不祥事が発覚したが、業界全体で万円しているはず
④単純化・・・100点満点でなければ、0点と同じだと切り捨ててしまうこと
例)「テストで85点?それじゃダメだ」「金メダル以外は意味がない」
⑤見落とし・・・一側面だけを見て他の側面を見ないこと
例)「(仕事の質が高い上司Dに)あの上司は重箱の隅ばかり突いてくる」
⑥誤った価値観・・・非建設的な価値観で物事をとらえること
例)「受験にしっぱいした僕の人生はもうおしまいだ」「慰められるくらいなら死んだほうがマシよ!」
気付かないうちに、「ベイシック・ミステイクス」に陥りがちなので、心にとどめておきたいです。
「課題の分離」でイライラをなくす
「課題の分離」とは、各人が今の自分を受けとめ、自分なりにやりさえすれば、他人の評価は他人の課題であり、それに自分が振り回されるべきではない
事例として次のことが挙げられています
(事例1)子供の将来が心配だから、子どもに勉強をやらせる
親の課題:子供の将来を心配すること
子どもの課題:勉強をやること
私は、朝子供のことでイライラすることが多いのですが、「課題の分離」を取り入れてイライラを軽減していきたいです。
私が取り入れたのは、以下の通りです
親の課題:遅刻しないように声かけをする
子どもの課題:学校に時間通りに行く
親の課題:将来の夢に向かって、勉強する方がいいと声かけをする。大学まで行った方が選択肢の幅が広がると伝える
子どもの課題:自分の進路について考え、行動していく
親の課題:健康のために、好き嫌いせず食べるように声かけをする
子どもの課題:1口チャレンジし、食べるかどうかは子どもが決める
アドラー心理学、素敵な心理学ですが、自分に落とし込むのは難しいですね。
どんどん実生活に取り入れて、自分のものにしていきたいです。
以上、私が実践した考え方でした。
今日も一歩前進です!
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