【読み聞かせ30分】小学生の女の子とそのパパによるおばけ退治が楽しい!ナツカのおばけ事件簿

【幼年童話・紹介】ナツカのおばけ事件簿 30分台で読む幼年童話

こんにちは、ナノハです。大阪で小学生男子2人の子育て中です。

小3の次男は読み聞かせが大好きで、毎日一緒に読書をしています。児童書は1冊30分ほどかかるので少し大変ですが、くっついて読書をする時間は至福の時です。

今回紹介するのは、小学生の女の子とそのパパがゴーストバスタとしてが事件を解決する『ナツカのおばけ事件簿シリーズ』です。

この本がおすすめな方

●おばけ・ゆうれいの話が好きなお子さん

●おもしろい話が好きなお子さん

●リズムがいい本を探している親御さん

作者は大人気の『おばけずかん』で有名な斉藤 さんの作品、現在18冊刊行されています。

この本の魅力を紹介します。

本の難易度

対象年齢(読み聞かせ)年長さんくらい~
(一人読み)2年生くらい~
文字漢字が出てきますが、ほとんどルビが振られています。(小1レベルの漢字には振られていません)
ページ数約113ページ
読み聞かせ時間30~40分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
構成2話

↓文字の大きさはこれくらいです。

主な登場人物

  • 日暮 ナツカ…おしゃれが大好きな小学生の女の子。パパと一緒にゴーストバスターをしています。勇気があってしっかりもの
  • 日暮 道遠(ひぐれ みちとお)…ナツカのパパ。おばけがでる自宅兼事務所に住んでいて、ゴーストバスターをしています。ぐうたらだが、ひらめき力があり、たくさんの事件を解決していきます。
  • 日暮 春香(ひぐれ はるか)…世界で活躍するファッションデザイナー。都心の超高級マンションに住んでいます。離婚したパパとの復縁を望んでいますが、嫌がられていま(笑)。料理が苦手です。
  • エルゼベート…パパのペット。しっぽの先が2つで、実は猫又のようです。

本の構成

2話で構成されています。読み聞かせをする場合、30分~40分かかります。

道遠とナノカは、不思議な現象(おばけ退治やタヌキ退治)を解決するように依頼を受け、現地調査をします。

道遠とナツカのひらめきで原因を突き止め、おばけと対話して、解決していきます。

依頼者とおばけ(幽霊)の双方の気持ちを考えた解決策に、ほっこりした気分になります。

ナツカとパパの勇気のある行動に関心させられます。

最後にまとめとして、「事件の原因」「事件の後日談」「帳簿公開」でまとめられています。

命がけの仕事ということもあって、依頼料の高さに驚かされます。子どもからはお金を取らないなど、優しさを感じます。

物語のはじまり方に注目!

次男がこの本で一番好きなのは、物語の導入部です。

「依頼人のもとに訪ねると、そこには悪魔が待っていた!…ということはなく、優しい〇〇さんが案内してくれました。」

悪魔やおばけのイラストが迫力がありますが、お決まりのパターンなのですが、毎回笑ってしまいます。

ナツカのおばけ事件簿の一覧

購入するときや、図書館で借りるときに便利なように一覧を作りました。よければご利用ください。

本を読む順番

一話完結なので、どの本から読んでも楽しめます。登場人物につながりがあるので、一冊目から読んだ方が、より楽しめると思います。

以上、『ナツカのおばけ事件簿』シリーズの紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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